道内6拠点で農機展/ニチノーグループ

ニチノーグループは2026農業機械展示会を道内6カ所で開催している。3月4、5日の十勝農協連家畜共進会場(アグリアリーナ)を皮切りに日農機㈱小清水営業所、美幌営業所、倶知安営業所、三川営業所と続き、4月9、10日の美瑛営業所で結びとなる。日農機製工㈱(亀井宏眞社長・足寄町)、(資)田端農機具製作所(田端敏和社長・帯広市)、十勝農機㈱(飯島貴子社長・芽室町)の各社製品を中心にPRした。
来場者の多い十勝農協連家畜共進会場(アグリアリーナ)のもようをみる。例年より早い3月4、5日に開催し、会場のある帯広市一帯は4日に降雪に見舞われたものの、5日は天気が持ち直し、多くの来場者との情報交換や商談を行った。
会場受付では、来場者に記念品をプレゼント。会場正面には日農機製工の「草刈るチシリーズ」各種を配置し、会場左手にはビートハーベスタ「680ピタROWくん」、十勝農機の全自動ポテトカッティングプランター「ipa4」、田端農機具製作所の施肥播種機、新型タンク施肥機「ファーテライダー」、グレンドリルなどを展示。
さらに、正面中央に新製品となる2畦ビートハーベスタ「ピタ2ROWくん(仮)」NH―2Hと作業効率向上を強力にサポートするトレーラーダンプNT―6をセットで参考出品した。
新型ビートハーベスタは大規模農家向けに作られた2畦タイプ。ダンプアップ方式で動力が少なく、自重での排出のため排出時間も短い。牽引には100PS以上のトラクタが必要だが、道内では一般的な馬力のため、なんら問題はない。今後さらなる実証試験を行い、完成度を上げて、本格販売を目指していく。また、昨年発売した草刈るチのアタッチメントである泥除けシールドも好評で、まだ購入できていない生産者からの引き合いを見込んでいる。
その他にも、クボタやIHIアグリテック、やまびこ、スガノ農機、小橋工業、芽室町の鈴木鉄工などの製品も出品された。
来場者への記念品のプレゼントの他、うどん・そばの無料サービスや成約者を対象としたお楽しみ抽選会も実施した。また、当日来場、製品持ち帰りの来場者限定で純正部品10%オフのコーナーを設置した。
日農機㈱の山下博将取締役営業部長は、「道内畑作の不調はあったものの、機械全体の出荷自体は落ち込んでいない。春製品は完売したが、ビートハーベスタの製造数の調整や中古下取りの在庫調整分で、昨年実績はやや減少している。昨年11月に平均2%の値上げを行ったが、輸入製品の値上がり幅が大きく、生産者の方々のコストを圧迫しているので、少しでも農家に寄り添えるように努力した。畑作農家の営農コストの圧迫は今後も続くものと考え、高額なビートハーベスタの生産台数をビートの市場動向をみながら調整し、参考出品した新型の2畦ビートハーベスタの需要調査を行って必要なところに入れていけるよう準備していく。そのために今年は、実演を全道で展開し、昨年の10件を上回る20件を目標に計画的に進めていきたい」と意気込みを語った。






