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令和8年4月6日発行 第3593号 掲載

WLCでメダル獲得/ハスクバーナ・ゼノア

 ハスクバーナ・ゼノア㈱(パウリーン・ニルソン代表取締役・埼玉県川越市南台1の9)はこのほど、同社が供給する「ハスクバーナチェンソー572XP」を使って世界伐木チャンピオンシップ(WLC)に出場した日本代表の4選手が見事な成績を納めたことを公表した。同社は、WLC競技を基にした安全プログラムを国内の林業大学校に提供しており、今後も林業の安全と発展に貢献する国内のJLCおよびWLCを全力でサポートする姿勢を改めて示した。(一部既報)
 ハスクバーナ572XPを手にWLC5種目にのぞんだのは、高山亮介、松村祐(プロフェッショナルクラス)、山岡空(ジュニアクラス・U―24)、武藤唯(レディースクラス)の各氏。この中で武藤氏は、接地丸太輪切りで金メダル、丸太合わせ輪切りと伐倒で銀メダルを獲得。その他の種目でも上位に食い込み、個人総合で金メダルの快挙を成し遂げた。また、高山氏はソーチェン着脱で銀メダル、山岡氏はソーチェン着脱および丸太合わせ輪切りで銀メダルと、合計7個のメダルを持ち帰り、WLC参戦史上、最高の成績を残した。
 3月17日夜、日本選手団が羽田空港に到着した際は、同社の白川英夫マネージングディレクターほか同社スタッフが出迎え、各氏の戦績を称えつつ白川ディレクターが一人ひとりに花束を贈呈、喜びを分かち合った。
 同社には、2014年に青森県で第1回JLCが開かれる以前から、独自に北欧式の伐木造材講習会を実施してきた歴史がある。その活動の中で、安全で効率的な伐倒・枝払い方法や安全保護具の重要性を説き、普及・浸透に努めるとともに、WLCの存在を伝えることによって、競技内容が現場の安全性向上に結びつくと直感した林業関係者のエネルギーを生み出し、それがJLCという公的な競技会に結実した。
 同社関係者にとって、今回のWLCの結果に思い一入なのは当然といえる。
 白川氏は、過去最高のメダル数を獲得した今次のWLCの成果を踏まえ、JLCチャレンジャーに対してはもちろん、林業に従事したいと望む若い世代をバックアップすべく、林業大学校・林業アカデミーなどとの教育連携、研修協力といった人づくり活動に引き続き力を入れる意欲を示し、また、林業の安全作業に寄与するJLC、WLCの意義を改めて強調した。
 レディースクラスで世界の頂点に立った武藤氏は、これまで支援・協力を得た数多くの関係者に感謝の念を表しつつ、1位獲得により次回のレディースクラスには1人枠が増え、その役割を果たせたことが嬉しいと話し、仲間とともに連覇を目指す意気込みをにじませた。

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