芝草管理技術者育成、2級資格に214名受験/芝管理・緑化資機材特集

特定非営利活動法人日本芝草研究開発機構(田村和男理事長)は、令和6年度の芝草管理技術者資格認定事業として進めてきた第16回の「2級」試験を3月26日に全国6会場一斉に実施した。会場ごとの受験者は、東京97名、大阪44名、札幌7名、仙台17名、名古屋34名、福岡15名の合計214名。芝草管理業務の中堅を担う2級試験に挑んだ。今月の23日には、本人に結果を通知し、ホームページでも合格者を発表する予定だ。
芝草管理技術者は、同機構が認定機関となって実施し、スポーツ庁も後援する資格制度。平成4年にスタートした我が国では芝草管理に対する唯一の資格制度で、これまでに1万3000人を超える資格者を輩出している。
平成19年8月1日には日本ゴルフ協会(JGA)の公認制度となっており、芝草の管理技術を有する人材の育成確保はもちろん、芝草管理技術のレベルアップ、底上げに貢献しているばかりか、社会的な地位向上にも一役買っている。
今回試験が行われた2級は、3等級制となっている同制度の中堅をなす資格。芝草管理技術者として必要な中級程度の知識・技術及び人事・労務に関する能力を持つ者が取得できる。
受験資格は、同機構の3級資格を所持し、かつ原則として3年以上の実務経験があること。そして実務経験が満たない場合は、所定の課題レポートを提出して試験研修委員会が認めた者。さらに、機構が実施する4日間の2級研修会(24単位)を受講した者となっている。今回は、東京での4日間にわたる講義とともに、2月10日から3月26日までのWeb講座が行われている。4日間の研修では13にわたるカリキュラムが用意されている。
研修科目は、芝草の生理と生態をはじめ、芝生土壌学、芝草の栄養と肥料・施肥、芝草の病害防除各論、芝草害虫と防除、芝生の雑草管理各論など芝地管理に関連する科目の他、農業概論、芝生管理のための散水と設備、さらにはゴルフコース設計の基本、ゴルフコースと芝管理、スポーツターフの基礎、スポーツターフの芝管理から人事労務管理まで広く踏み込んでいるのが2級研修の特徴といえよう。
問い合わせは、同機構(TEL03・5823・4893)まで。






