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令和7年4月21日発行 第3548号 掲載

5年度高性能林業機械の保有状況15066台/林野庁

 林野庁技術開発推進室(塚田直子室長)はこのほど、保有状況を把握するため、毎年調査している「高性能林業機械の保有状況(令和5年度)」の結果をまとめ、ホームページにアップした。それによると、令和5年度(令和6年3月31日現在)の調査対象である高性能林業機械9カテゴリーの保有台数合計は、1万5066台となり、前年度の1万2601台に比べて2465台増加した。対前年度比で119・6%の2桁の伸びとなった。林業現場での高性能林業機械を軸とする「機械化林業」の定着ぶりと、機械化対応への意欲を示す結果となっている。機種別では特に、フォワーダの伸びが大きく、前年度に比べて1130台増え、9カテゴリー合計の増加台数の約半分近くを占めている。
 このほど公表された高性能林業機械の保有台数は、林業経営体が自己で使用するために当該年度中に保有した機械の台数を集計したもの。保有の形態(所有、他からの借入、リース、レンタル等)、保有期間の長短を問わずまとめた。
 それによると、高性能林業機械の総台数1万5066台の内訳は、別表の通りで、フォワーダの4781台(構成比31・7%)を筆頭に、次いで令和3年度から調査対象機種となっているフォーク収納型グラップルバケットの3414台(同22・7%)、プロセッサ2308台(同15・3%)、ハーベスタ2174台(同14・4%)の順。
 この後、スイングヤーダ1145台(同7・6%)、フェラーバンチャ530台(同3・5%)、その他の高性能林業機械460台(同3・1%)、タワーヤーダ160台(同1・1%)、スキッダ94台(同0・6%)と続いている。
 前年度との比較では、調査対象機種9カテゴリーが全て増加する中、最も増えたのがフォワーダの1130台。次いでフォーク収納型グラップルバケットの765台。フォワーダは、令和3年度以前はグラップルローダ搭載のみの台数で、令和4年度以降、グラップルローダを搭載していないものを含むようにするなど調査の進め方こそ変わったが、その増加台数の多さは、機械作業体系の中で欠かせぬものになっていることを示している。この他、フェラーバンチャが301台増えている他、プロセッサは52台、ハーベスタは73台増加。この結果、10年前の平成25年度の6228台と比較し、約2・4倍となっている。

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