ゴルフ場の目砂作業に活躍/初田拡撒機

初田拡撒機(株)(初田稔社長・大阪府大阪市西淀川区千舟1の5の58)は、ドロップ式ローラー走行型の目砂散布機「GSV1000」を2023年4月に発売。以来、グリーンを含めたゴルフ場の土壌の調整や芝の保護などに欠かせない広範な目砂作業を、省力かつ効果的にできるとして同機は好評を博している。一方、グリーン作業に特化したスピナー式薄目砂散布機「HDS1」は小回りの利く3輪車を採用。グリーンへのダメージを配慮した前輪ウレタン3連タイヤ(横幅ワイドタイプ)を標準装備。後輪はノンパターンワイドゴムタイヤ(スリックタイヤ)を採用し、美しいグリーンづくりに貢献している。
ゴルフコースの芝管理を統括するグリーンキーパーにとって、グリーンの管理は一番手を加えたいところで、その芝をキレイな状態に維持することに腐心する。しかし人手不足もあり、思うような作業ができないのが現状だ。時間をできる限りかけずに、最高のグリーンコンディションにする作業機を常に求めている。
このような背景から同社はドロップ式目砂散布機「GSV1000」を開発した。同機は車と同じ感覚で走行できるように設計されており、後部にブラシをつけることで、散布から擦り込みまでの作業が完結できるようになっている。
また、ローラー式のタイヤによりタイヤマークをなくすことで、ローラー掛けの負担も減らすことができる。これにより目砂散布作業の敷居を下げ、少人数での作業を実現。人手不足の課題を解決している。
一方、スピナー式薄目砂散布機「HDS1」は薄目砂をメーンとして、低位置にあるスピナー(特許取得済)により勢いよく飛ばされた砂が芝の目に入り込む。従って散布後の擦り込み作業を減らし、簡潔な作業ができる。走行時は第2シャッターが閉まり、焼き砂の漏れを防ぐ。第2シャッターはコンベア回転レバーと連動しており、レバーを入れるとシャッターは開く。
起伏による撒きムラは、登りの場合、登り始めはスピナーの位置が下がり、地上に近づく。そのため散布幅は狭くなる。登り終わりはスピナー位置が地上より遠ざかる。そのため散布幅は広くなる。下りの場合はその始まり、終わりともに登りの逆となる。
スピナー式はアンジュレーションや砲台グリーンなど、散布地の形状により散布幅と散布位置が変化し、大きな散布斑が生じる場合がある。しかし同機のスピナーポジションは散布斑を抑制するデザインとなっている。
同社の担当者は「弊社のグリーン作業機は、小型でグリーンへの負担を減らし、作業を簡潔に終了させること、そして人手をかけない、作業の手間を減らすことを考えて設計しています」と話す。同社HPで製品の作業動画を確認できる。
問い合わせは同社(TEL06・6472・3857)まで。
【主な仕様】▽型式=GSV1000▽機体寸法=全長2540×全幅1540×全高1370ミリ▽乾燥重量=760キロ▽エンジン型式=バンガード16HP(305447)▽走行方法=トランスミッション方式▽走行速度=1速(時速0~3・4キロ)、2速(同0~6・7キロ)、3速(同0~10・8キロ)▽散布方法=ドロップ式▽散布幅=1200ミリ▽ホッパー容量=最大0・4立方メートル
▽型式=HDS1▽機体寸法=全長2500×全幅1600×全高1390ミリ▽乾燥重量=760キロ▽エンジン型式=コーラーCH680▽走行方法=HST無段変速▽走行速度=時速0~16キロ▽散布方法=スピナー式(ダブル)▽散布幅=6500ミリ▽ホッパー容量=0・4立方メートル






