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令和7年4月21日発行 第3548号 掲載

基盤確立事業計画、井関など8事業者認定/農林水産省

 農林水産省は11日、みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画及び計画変更を認定し公表した。
 今回計画が認定されたのは、フタバ産業(株)、もみがらエネルギー(株)、日本チャンキー(株)、(株)神門の4事業者。計画変更が認定されたのは井関農機(株)、(株)TOWING、横山製網(株)、四国ゲージ(株)・合同会社liveRの4事業者。これにより、累計92事業者の事業計画が認定された。
 さらに、井関農機は農業者向け税制特例の対象機械として、高精度畑用中耕除草機及び乗用管理機を追加した。
 認定された計画の一部概要は次の通り。
 ▽井関農機=土壌の状態に合わせてリアルタイムで施肥量を調節する可変施肥田植機及び、有機大豆の晩生栽培でも作業可能な車高の高い乗用管理機と畑用中耕除草機の普及拡大を目指し、展示会出展やポータルサイトでの情報発信等でのPR活動を充実させる。具体的には、化学農薬や化学肥料の使用低減に寄与する可変施肥田植機等の普及拡大を図るため、パンフレットの新規作成や現地説明会の開催、展示会への出展等の普及活動を充実。また、自社運営のポータルサイト「Amoni」による農業者への情報発信を行う。
 ▽フタバ産業=施設園芸において、夜間に稼働する燃油加温機の排気ガスからCO2を抽出してタンクに貯留し、日中に植物体に施用することで、CO2の排出量及び燃油の使用量の削減に寄与するハウス栽培用CO2貯留・供給装置を普及拡大。各種展示会への参加や、デモ機設置、ハウスでの見学会等、製品のPRや販売体制の強化に取り組む。
 ▽もみがらエネルギー=地域の未利用資源であるもみ殻やそば殻を原材料としたバイオ炭の製造施設及び原材料の貯蔵施設を新たに導入し、バイオ炭による農地への炭素貯留の取り組み拡大を図る。バイオ炭の生産体制を整備し、その効果や使用方法について講演会や技術指導を行い販路拡大に取り組む他、J―クレジット制度の活用検討に向け、情報発信。
 ▽日本チャンキー=鶏ふんを原材料とした有機ペレット堆肥の広域流通に向け、ペレット堆肥製造設備「ペレタイザー」を新たに導入。ペレット堆肥の普及拡大を図り、全国へ販売し、化学肥料の使用低減に寄与。
 ▽神門=有機韃靼ソバを原料とした乾麺を製造するための小麦製粉機や製麺設備を導入し、有機JAS認証(有機加工品)を取得することにより、有機韃靼ソバの乾麺の有利販売に取り組む。有機韃靼ソバの栽培方法を地域の生産者団体に指導し、これを原料として調達することで、有機農業の取り組み拡大に寄与。

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