ホクレンの動き:推奨型式で低コストへ/2025春の北海道特集

省力化や新技術への対応としては、ヤンマーアグリジャパン(株)北海道支社との連携によりかぼちゃ収穫省力化に向けた「かぼちゃつる切りデバイダー」の販売を開始した。「北海道のかぼちゃ作付面積は全国の約半分を占めており、重労働であるかぼちゃ収穫作業の負担を少しでも軽減し、作業の効率化に寄与していきたい」と土居課長。また、今年度より新たに(株)北海道クボタ、北海コーキ(株)の協力により、スラリーを土中に灌注散布する「カットインジェクター」を販売開始。ホクレンが昨年まで行ったスラリーの土中散布試験では臭気の低減が確認され、今後は施用効果の試験を継続しながら普及につなげていく考えだ。
スマート農業関連では、2月末時点のホクレンRTKシステムへの参加登録が71JA、59基地局、7295IDに拡大しており、引き続きJAと連携し生産者への低コストRTKインフラ利用を後押しするとともに、今後もホクレン他部門との連携によりスマート農業関連技術の実証や普及に力を入れていく。
ホクレンでは中期3カ年計画の初年度となる令和7年度供給計画を384億円と設定している。方針としては、生産者の農業機械導入コスト低減に向け、新品農機は、引き続き系統銘柄機械や系統推奨型式の推進強化に注力し、また中古農機においても全道のアルーダ常設展示場を中心に事業を展開していく。「新品農機の価格が高騰している中、全道22カ所のアルーダ常設展示場の令和6年成約実績は44億円超と過去最高となるなど中古農機のニーズは一層高まっていると感じる。展示場は出品機械の集約に苦慮しているが、成約台数は伸びており今後も生産者の期待に応えていきたい」と土居課長は述べた。








