牽引式の落葉収集機が研究開発功績者で受賞/オーレックR&D

同社の谷山英世氏と今戸実沙紀氏が、農林水産・食品産業技術振興協会長の石川文保氏から表彰状と盾を受け取った。
リンゴ黒星病はこれまでに使用していた農薬が効かない耐性菌が確認されており、病害のまん延が危惧されていた。発生低減のためには発生源となる前年の落葉を収集し、樹園地外に搬出することが有効だが、青森県では秋に葉が落ち終わる前に積雪するため、雪解け後に地面に張り付いた落葉を収集する必要があった。既存の機械では困難で、手作業による収集は能率が低いため、落葉収集機の開発が求められていた。
オーレックR&Dは、果樹園での使用にも耐えられる牽引式落葉収集機と、地面に張り付いた落葉をかき起こして収集する専用レーキセットの2種類を開発。収集機は接地輪の動力でブラシを回転させ、落葉をバケットに収容する。専用レーキは地面に張り付いた落葉をかき起こすために同時に開発した。
運転席に座ったままでバケット開閉用のひもを引くことでバケット内の落葉を排出する。同一箇所を2回以上処理することにより、8割以上の落葉を除去でき、手作業による作業能率の約30倍の効果がある。
第二開発部課長の谷山英世氏は「リンゴ黒星病以外にも落葉収集によって防除できる果樹や病害虫があり、今後その有用性も検証していきたい」と話した。








