日本選手が好成績/ウィーンの第.35回WLC

今回の第35回世界伐木チャンピオンシップ(WLC)には、プロフェッショナルクラスに6月のJLCの上位3名である高山亮介((有)矢守産業)、横山太蔵(下仁田森林組合)、杉本和也(岐阜県立森林文化アカデミー)の各氏とU24のジュニアクラスに山岡空氏((有)矢守産業)、レディースクラスに武藤唯氏((株)秋山林業)の計5名が日本代表として出場、ヨーロッパ各国から参集したチェンソーの使い手、猛者達らと技術を競った。
今回のWLCには、日本を含む25カ国から3クラス105名が出場、日頃、磨いた技術、操作法を披露した。競技は、伐倒、ソーチェン着脱、丸太合わせ輪切り、接地丸太輪切り、枝払いの5つで行われ、個人の総合成績ではレーディスクラスとして初出場となる武藤氏が第3位、種目別での2つの銀メダルと見事な結果を残した。
また、プロフェッショナルクラスに2大会連続出場となる岐阜県立森林文化アカデミーの杉本氏も総合第6位と日本人として過去最高の順位。個人としてもこれまでの得点を更新するなど実力をいかんなく発揮した。
24日に帰国した選手団に感想、印象を聞くと、メダリストとなった武藤氏は、「初めての世界での大会であったので慣れないところはあったのですが、振り返ってみると集中してできた。悔しいところはあるんですけれど、結果としてメダルが獲れたのでいい経験になりました。また、現地は全ての競技者をリスペクトしてくれていい国だと思いました」と喜びのコメント。
また、2大会連続出場となる杉本氏は、大会として盛り上がっていると評価したうえで「いい体験でした。楽しくプレーできて良かった。結果としては、ちょっと悔しいところはあるんですけれどやり切ることができました。全て出し切ったという感じです」と自己最高という結果を振り返った。そして「大会の中でヨーロッパの教師との交流もいい思い出」と教員ならではの印象も寄せた。
前回のジュニアから今回プロフェッショナルクラスでの参加となった高山氏は「うまくいかない部分も多くめちゃくちゃ悔しい大会だった。しかし持ち帰ってこれるものもあったのでいい大会になりました」と思いを披露。横山氏は「楽しかった。各国の選手ともコミュニケーションがとれて楽しんで帰ってきた。それで十分です」と。
また、ジュニアクラスで初出場となる山岡氏は「何一つうまくいかず実力を出せなかったが、いい経験になった。また出てみたい大会でした」と述べた。
選手団の代表としてチームに帯同した青森県森連の秋田貢氏は「今回もメダル獲得と素晴らしい結果だと思います。武藤さんだけでなく皆が悔しい思いをしたと思いますが、それは絶対次回に活かされることだと思う。いい経験だと思います。それと向こうの運営も日本に配慮していただいた。いい大会だったと思います」と総括した。








