超大型ダンプトラック累計導入1000台達成/コマツ

コマツ(今吉琢也社長・東京都港区海岸1の2の20)は、鉱山向け無人ダンプトラック運行システム(Autonomous Haulage System)を搭載した超大型自動運転ダンプトラックの累計導入台数が1000台を達成したことを発表した。
AHSはコマツが2008年に世界で初めて商用導入して以来、世界6カ国で鉄鉱石、銅、オイルサンド、石炭や金などの資源運搬のため24時間365日稼働しており、累計総運搬量は115億㌧を超えた。今回の累計導入台数1000台目は290㌧積載可能ダンプトラック930E―5ATで、米国Barrick Mining CorporationのNevada Gold Minesに導入された。
コマツのAHSは地形や気候条件が大きく異なる鉱山現場での長年にわたる稼働実績を通じて、世界各国の資源大手のユーザーから、安全性・生産性の両面で高く評価されている。
有人稼働ダンプトラックと比較して格段に高い安全性を実現。積込み・運搬作業において15%以上のコスト削減効果が実証されている。
さらに、最適運転制御によって急加速・急ハンドルを低減することで、タイヤ寿命を40%改善する効果も実証されており、生産性向上だけでなく環境負荷低減の面でも好評だ。
コマツは昨年度、企業活動の社会的インパクトを金額換算するインパクト会計を用いてAHSの活動を算出。その結果、AHSの導入により労働価値の創出や事故リスクの低減を通じて大きな正のインパクトを生み出していることが明らかになり、全世界で1年間に創出された社会的価値は約3600億円にのぼることを確認した。
こうしたAHSの実績を背景に、コマツは次世代の自律型マイニング車両の開発を加速させていく。SDVの開発を進め、さらなるAHSダンプトラックの自動化進展を目指す。









