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令和8年4月27日発行 第3596号 掲載

ナラ枯れ被害対策でマニュアルの新版を作成/日林協

 林野庁の令和7年度の補助事業である森林病害虫等被害対策技術調査事業の一環として「ナラ枯れ被害対策実態調査」を進めた一般社団法人日本森林技術協会(小島孝文理事長)はこのほど、令和5年度から3年間にわたって取り組んだ事業成果として「ナラ枯れ被害対策マニュアル」を改訂、新版を作成した。
 前回のナラ枯れ被害対策マニュアル作成から約10年が経過し、被害地域の拡大、防除手法に関する知見の蓄積、被害後の森林管理に関する課題の顕在化など、対策を巡る状況が変化していることから、考え方を整理し直した。
 事業では、文献調査、防除手法の効果の整理、被害木の利活用事例収集及び更新状況調査を実施した。また、マニュアルの改訂に当たっては、被害段階(ステージ0~4)と対策目的を軸に再整理し、対象範囲の設定から対策選択までの手順を示す構成とした。
 これにより、改訂マニュアルでは、ナラ枯れの発生メカニズムや被害拡大の要因といった基礎知識の整理とともに、被害段階に応じた対策の考え方や防除方法、被害木の処理や利活用の考え方などをまとめ、示している。
 同協会では、ナラ枯れ対策の検討・実施に当たり参加資料としての活用に期待を寄せている。同マニュアルの問い合わせは、同協会森林保全第2グループ(電話03・3261・5487)まで。

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