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令和8年4月27日発行 第3596号 掲載

プランテックスと資本業務提携/小橋工業

 小橋工業㈱(小橋正次郎社長・岡山県岡山市南区中畦684)は15日、完全密閉型の植物工場技術を手がける㈱プランテックス(東京都江東区)と資本業務提携を結んだ。
 第三者割当増資を引き受け、KOBASHIグループの総力をあげて自動化・量産化を進め、次世代の食料生産モデルの社会実装を急ぐ。
 近年、気候変動の影響で農産物の安定生産は揺らぎ、日本では食料安全保障、世界では生産困難地域への供給確保が課題となっている。こうした中、天候に左右されない植物工場は有力な打開策として関心が高まる。
 プランテックスは、栽培環境を緻密に制御する「完全密閉型」植物工場技術を強みとし、再現性と安定性の高い生産を実現する新たなインフラとしての可能性を有している。
 一方、小橋工業は115年にわたり農業機械分野で培ってきた設計力、製造力、品質管理の知見を最大限に活かして植物工場向け設備の開発を支えていく。今回の提携では小橋工業を主体としつつ、グループの総力を活かして取り組みを推進していく。
 また、グループ企業のKOBASHI ROBOTICSは単なる製造受託に留まらず、ディープテック領域におけるスタートアップとの連携、支援を通じて蓄積してきた知見や、自動化・量産化に関する技術を活かし、植物工場における省力化・効率化の実現に貢献する。
 今回の提携で植物工場という新たな生産モデルの社会実装を加速するとともに、次世代の食料インフラの確立に向けた取り組みを同社は進める。
 小橋社長は、「AIの進化が生活を変えたように、農業も技術で変えられる。新しい産業創出の可能性を強く感じ、今回の提携に至った」とコメント。「地球を耕す」というグループの理念のもと、早期の社会実装に全力をあげる考えを示した。

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