小麦輸入の安定化へ/農林省とUSWAが初会合

農林水産省は22日、アメリカ合衆国小麦連合会(USWA)と同省農産局との間で「米国から日本への小麦供給の安定化に関する協力覚書(MOC)」に基づく第1回会合を開催し、米国から日本への小麦の安定供給に関して議論した。
同MOCは昨年10月に農林水産省の山口靖農産局長と、USWAのジム・ぺルマン会長、同マイケル・スピアー社長兼CEOとの間で締結された。食料安全保障の確保に向けて輸入小麦の安定供給を確実にすることを目的に締結したもので、MOCに基づき、日米両国間の関係がより強固なものとなり、主要食料である輸入小麦の安定供給が確実となることが期待されている。そして、MOCでは少なくとも年1回、定期的に会合を交互に開催することとしており、今回第1回会合を開催した。
会合では、ぺルマン会長、山口農産局長による開会挨拶の後、▽我が国における小麦の需給の最新状況について▽米国産小麦の需給状況及び作況の最新状況について―を議題に意見交換。
日本側からは我が国の小麦需要の現状等を共有するとともに、米国側からは最新の小麦の作況や物流の状況について報告があった。また、今後も同MOCに基づく会合を定期的に開催し、両国の対話と連携を強化していくことで一致した。
なお、同MOCでは今回実施した意見交換の枠組みのほか、事案発生時の協力体制や、日本向け銘柄(品種)の開発・改良なども進めていくとしている。









