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令和8年4月20日発行 第3595号 掲載

「SAXESシリーズ」を拡充/サタケ

 ㈱サタケは、SAXESシリーズとして新たに8インチ籾摺機「SRZ8000X」と、穀物用遠赤外線乾燥機「SAXES―VP」を3月4日に発売した。「SAXES」シリーズは2018年3月、大規模生産者向けの乾燥機、籾摺機の新ブランドとして発表し、光選別機や汎用乾燥機を追加してきた。高耐久性や専用デザインの採用などで高い評価を得ている。このたび、さらなるラインアップ拡充のため、「SAXES」シリーズ籾摺機で最大の処理能力を誇る8インチ籾摺機「SRZ8000X」と、大容量遠赤外線乾燥機「SAXES―V」をモデルチェンジした「SAXES―VP」を発売した。
 従来のSAXESシリーズ籾摺機は6インチ籾摺機「SRZ6000X」が最も処理能力が高く、より処理量を求める顧客にはグルメマスターシリーズ「GPS8000」を薦めていた。
 「SRZ8000X」は「GPS8000」の基本構造は継承しつつ、SAXESシリーズとして高耐久性やユーザビリティを高める新機能を搭載。2019年に発売した「SAXES―V」は最大処理量(籾)7~10tに対応した大規模生産者向け乾燥機だが、この度、顧客の要望を反映して細部構造をブラッシュアップ。耐久性を向上させ、ユーザビリティを高めた「SAXES―VP」にモデルチェンジした。
 価格は「SRZ8000X」が858万円(税込み・据付工事費別途)、「SAXES―VP」が442万2000円~541万2000円(税込み・据付工事費含む)。初年度の販売台数は「SRZ8000X」が30台、「SAXES―VP」が100台を目標にしている。各製品の特徴は次の通り。
 【8インチ籾摺機SRZ8000X】
 ▽型式名=SRZ8000X
 〈特徴〉
 ①籾摺りを行うロール部の設計を見直し、選別板数を増やすことで最大処理能力3600kg/時と、従来機(GPS8000CK)と比較して9%の処理能力向上を実現した。
 ②エアブローによる残留清掃機能を標準搭載。籾摺り運転終了後に自動で機内清掃を行い、残留を低減。
 ③機体の運転状況により、本機正面のLED表示色が変化する。離れた場所からでも機体の運転状況を直感的に確認できる。
 ④7インチカラータッチパネルを採用。機体の操作手順や運転状況、エラー発生時の対応方法をアニメーションでわかりやすくガイド。
 ⑤光選別機(SGSシリーズ)とWi―Fi連携することで、後工程の光選別機がエラーで停止した際に、本機が自動で循環運転に切り替わる。これにより後工程での詰まりやトラブルを低減(オプション)。
 ⑥籾摺ロールの主軸(左側)に高耐久レッドロールを採用。摩耗の激しい主軸に高耐久ロールを採用することで、定期交換の頻度を低減した。Vベルトにも高耐久性ベルトを選定。耐久性向上によりメンテナンス頻度を抑える。
 【大容量遠赤外線乾燥機SAXES―VP】
 〈機種構成・型式〉
 ▽機種構成=最大処理量70~100石までの4機種
 ▽型式名=SDR7000VP(70石)、8000VP(80石)、9000VP(90石)、10000VP(100石)
 〈特徴〉
 ①乾燥機上部の粗選機を改良し、従来機(SDR―Vシリーズ)の約1・5倍の集塵能力を実現した。
 ②「まぜあわせ運転機能」を搭載。原料水分のバラツキに応じて乾燥初期の1時間にタンク内の層を崩す「まぜあわせ運転機能」を搭載し、複数の圃場による水分のバラツキを抑制。
 ③メンテナンスモードを追加。消耗部品の交換記録ができ、適切なタイミングでのメンテナンスを支援する。試運転をステップごとにイメージ映像で表示し、繁忙期前の動作確認が容易に。
 ④張込量センサのLED照度をアップし、張込量が見やすくなった。籾搬送中に原料の接触が多い昇降機上部カバーを、ステンレスに変更し耐久性をさらに向上。

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