MENU
令和8年3月23日発行 第3592号 掲載

販売店紹介:リスク恐れず特色を/2026年春北海道特集

 (株)砂田興産(砂田健児社長)のある恵庭周辺は水田が多少あるものの、転作の野菜作が多い地域。水田は道内の他地域同様の収量だったが、野菜は夏の高温で影響を受けた。砂田社長は「多いのはブロッコリーとダイコン。その他にキャベツ、ハクサイ。暑さで一昨年から品質が良くない」と話す。近年は秋ダイコンが盛んになっている。「秋のダイコンは産地のものが出てくるため値段が下がるが、春に比べると、マルチなどの資材がかからない。また、最近は担い手不足なのか、価格が上がって時期が終わる傾向にある。思わぬ収入を得る農家さんもいらっしゃる」そうで、そんな農家が機械投資するケースもある。
 砂田社長は、4年連続100台以上を販売するCHCNAVの他、レムケンの作業機やクラースのトラクタ、韓国のデドン製トラクタなど、これまでもディーラーに先んじて取り扱いを開始することが多かった。「人のやっていないところを行くタイプ。ヒットすれば良いが、ヒットしなければ、皆さんに笑われる。それでも、我々のような販売店は人と同じことをやっていても生きていけない」とリスクを恐れない。
 販促方法においても、LINEを活用した製品情報やキャンペーンの発信も行い、販促ツールとして活用する。YouTubeチャンネルも2012年から活用してきた。就業規則の見直しや給料のベースアップも行った。「若い社員を辞めさせないような体制づくりを大事にしたい。今年のスローガンは社内全員参加で公募して決めた。参加賞と1位から3位まで賞金を決め、1点応募につき500円、最高2つまでにし、無記名投票した。全員真面目に考えてくれて、1位はサービスの若手社員が考えた、的を射たスローガンに決まった」という。それが今年のスローガンの『機械に強く、人に優しく』である。「『今年の行動指針はこうです』と上から提示するのではなく、社員の皆さんに考えてもらうことが、すごく大切」と述べた。

カテゴリー別最新ニュース