国内・輸入で538億1300万円/日農工・2025年作業機統計

一般社団法人日本農業機械工業会(増田長盛会長)はこのほど、2025年1~12月の作業機統計(生産・出荷・輸出入実績)をまとめた。それによると、昨年の作業機の国内向け出荷実績(含む輸入実績)は、538億1300万円、前年比108・1%と好調な伸びを示した。国内向けは113・9%、輸出向けは67・3%で、国内の需要増が顕著となった。国内向け出荷(含む輸入実績)を機種別台数ベースでみると、ロータリは1万7260台、112・6%、水田用ハロー(折りたたみ式)は1万195台、128・3%など主要機種が2ケタ増となっている。
国内、輸出合わせた出荷金額は482億4300万円で、前年比111・8%増と大幅な伸びを示した。内訳は、国内向けが469億4700万円、輸出向けが12億9600万円。
輸入実績を含む国内出荷実績を機種別でみると、ロータリ(水田用・畑作用)は1万7260台、85億7500万円、前年比(台数ベース)112・6%、水田用ハロー(折りたたみタイプ)は1万195台、100億3800万円、同128・3%、水田用ハロー(駆動型)は1413台、3億8300万円、畦ぬり機は4750台、32億3700万円、同115・1%、ブロードキャスタは6256台、22億1400万円、同129・0%、雑草・草刈機(フレールモア、ストローチョッパー含む)は1万2075台、79億9500万円、同112・2%と、主要機種は2ケタ増で推移し、好調な動きをみせた。
その他の機種をみると、プラウ・ディスクプラウは443台、4億3800万円、同239・5%、ライムソア(3P牽引、フロント装着)は3999台、8億7600万円、同144・8%、播種機(ロータリ・ハロー用)は6287台、6億4400万円、同133・1%など。
日農工作業機部会(久松朋水部会長)によると、昨年の作業機の動きは、水田関連機械では、米価高騰の影響を受け堅調に推移した。ハロー、畦ぬり機、肥料散布機の需要の増加に加え、中・大型クラスの販売が伸長しており、乾田直播等の省力化技術への関心も高まっている。作業機全体としては、農業人口の減少に伴い小型クラスの需要は減少傾向にあるものの、大規模農家向けの大型クラスは、米価高騰の影響もあり、水田関連機械や肥料散布機、草刈機を中心に堅調に推移している。









