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令和8年3月23日発行 第3592号 掲載

草刈機・スプレヤーでRTK連携を本格化/マゼックス

 (株)マゼックス(吉野弘晃社長・大阪府東大阪市川田4の3の16)は、ALLYNAVのスマート草刈機「タウラス80E」および次世代スピードスプレヤー「アリエス300N」において、NTTドコモビジネス(株)(旧NTTコミュニケーションズ(株))が提供する「docomo IoT高精度GNSS位置情報サービス(Network―RTK方式)」との連携を本格展開する。
 同連携により、GNSS単独による自動運転に対し、Network―RTKの補正情報を活用してセンチメートル級測位を行うことで、走行ラインの再現性や作業品質の安定化を支援する。
 Network―RTKは、利用者側での基準点(RTK基地局)設置が不要で、手軽に高精度測位を利用できる点が特徴である。
 法面・湿地・荒地などの草刈り作業は、飛び石や転倒、炎天下作業などのリスクを伴い、人手不足や高齢化の進行と相まって継続的な負担が課題となっている。
 果樹園等の農薬散布作業でも、走行ラインや散布の重なり・ムラを抑えるため、より高精度な自動走行が求められている。 
 同社は、リモコン操作と自動運転で危険作業の省力化・安全性向上を目指す「タウラス80E」、およびGNSSナビゲーションと自律走行を統合し、センチメートル級の経路精度を目指す果樹園用散布ロボット「アリエス300N」の提供を通じ、現場起点のスマート農業を推進してきた。
 この度、検証段階の協力関係を踏まえ、Network―RTK連携を本格連携として展開する。
 〈連携のポイント〉
 ▽RTK基地局が不要=場所を問わず高精度運用が可能▽センチメートル級測位を活用し、精密な自動運転。
 マゼックスは「現場機体」(草刈り・散布)と運用提案、ドコモは「測位の基盤」(Network―RTKの補正情報配信)を提供し、スマート農業の実装を共同で後押しする。
 同サービスの利用には、docomo IoT高精度GNSS位置情報サービスの契約(ID発行等)が必要。

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