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令和8年3月23日発行 第3592号 掲載

Malwa社を買収、循環型林業で価値創造/コマツ

 コマツ(今吉琢也社長・東京都港区海岸1の2の20)は100%子会社であるコマツフォレストAB(本社・スウェーデン・ウメオ)を通じて、林業機械メーカーであるMalwa Forest AB(本社・スウェーデン・ヒスナ)を買収することを決定した。クロージングに必要なすべての手続の完了などを条件とし、4月1日に買収を完了する予定だ。
 樹木の生育途上段階では、成長促進のために適切な間伐を行う必要がある。一方、間伐作業によって樹木の根が損傷すると成長に悪影響を及ぼす可能性も。特に北欧地域では温暖化に伴う融雪や豪雨の影響で、土壌が緩み軟弱な状態が続く期間が長期化しており、土壌や樹木へのダメージを抑えつつ効率的に間伐を行える林業機械へのニーズが高まっている。
 Malwa社はこのようなニーズに応える、間伐作業に適したCTL林業機械の専業メーカーであり、軽量・小型で小回り性に優れたタイヤ式ハーベスタ・フォワーダなどをラインアップしている。
 CTLは欧州などで一般的な林業の工法。森林内で立木の伐倒と枝払い・玉切りを行い、長さをそろえて丸太を搬出する方式。
 今回の買収により、これまで保有していなかった間伐作業に適した軽量・小型CTL林業機械の技術力と製品ラインアップを獲得し、グローバルな販売・サービス網を活用したシナジー創出を進める。
 土壌にやさしい軽量・小型機から作業効率の高い大型機まで、林業施業の機械化ニーズに対してより幅広い選択肢を提供することで、循環型林業プロセス全体での価値創造に貢献していく。

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