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令和8年3月23日発行 第3592号 掲載

電動軽トラで電気自動車の実証開始/スズキ

 スズキ(株)(静岡県浜松市中央区高塚町300)は17日、静岡県浜松市、静岡県湖西市、愛知県豊川市、熊本県阿蘇郡の農家と共同で、軽トラック「キャリイ」をベースにした電気自動車(以下、BEV軽トラック)の実証実験を2月から開始したことを公表した。
 実証実験は約1年間を予定しており、BEV軽トラックを実際の農作業現場や日常生活で使用してもらい、V2H(ビークル・ツー・ホーム)システムを活用してBEV軽トラックのバッテリーに蓄えた電気を自宅で使用するほか、一部の農家では自宅の蓄電池から同軽トラックへの充電も行う。併せて農家の意見を直接聞きながら、車両データ及びV2Hシステムに関するデータを取得、同軽トラック及びV2Hの活用方法を検証する。これらの実証実験を通じて同社は、今後の同軽トラックの潜在需要やBEVの電池を活用した太陽光発電エネルギーの自産自消について検証し、より実用的で使いやすい製品開発やBEV関連サービスの提供を検討していくとしている。
 また、今後もスズキは、「ちょうどいい航続距離を安心安全な電池で実現するバッテリーリーンな電動化システムの開発に取り組み、日々の移動における社会課題を解決する製品、サービスの提供を目指す」と意欲をみせている。
 V2Hとは、Vehicle(車) to Home(家)の略で、電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)のバッテリーの電気を住宅で使用したり、住宅の蓄電池からBEVやPHEVに充電したりすることができるシステムの総称。

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