MENU
令和8年3月23日発行 第3592号 掲載

LAND INSIGHTが大臣賞を受賞/内閣府主催の宇宙開発利用大賞

 内閣府主催の第7回宇宙開発利用大賞で、LAND INSIGHT(株)(遠藤嵩大社長・福島県南相馬市小高区本町1の87)の「南相馬市との共創による農政分野の現地調査DX支援サービス『圃場DX』の開発」が農林水産大臣賞に選ばれた。17日、東京都千代田区のイイノホールで表彰式が開かれ、遠藤社長が広瀬建・農林水産大臣政務官から表彰状と盾を授与された。
 LAND INSIGHTの「圃場DX」は農業行政の現場で大きな負担となっている農地の現地確認業務を効率化するサービス。これまで各市町村職員の目視に頼ってきた現地調査を、人工衛星データをAIで解析することで自動化。現地に行かなくても少ない労力で同等の調査を行うことができるようになった。
 これにより、過酷な屋外作業から職員を解放し、創出した時間を農業振興策の立案など、より高付加価値な業務へ再配分することを支援する。圃場DXの導入により、南相馬市は現地確認業務の人員を85%削減するという成果をあげた(令和7年度実績)。国による「アナログ規制見直し」の先駆的事例として評価され、サービスは全国39道府県の120市町村で実証・導入されている。
 LAND INSIGHTは2022年4月に創業したスタートアップ企業。衛星データを活用したGovTech領域でのサービス開発に取り組み、テクノロジーやデータを活用した新たな自治体運営、行政サービスの実現に向けて、DX支援を通じた社会課題の解決を目指している。
 宇宙開発利用大賞は、宇宙開発利用の推進において大きな成果を収め、先導的な取り組みを行うなど宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした事例を表彰する制度。我が国の宇宙開発利用のさらなる進展や宇宙開発利用に対する国民の認識と理解の醸成に寄与することを目的としている。

カテゴリー別最新ニュース