推進計画を達成/熊本県特集・JA熊本経済連

JA熊本経済連農機燃料部農業機械課の2025年度実績は、米価の上昇が追い風となり、農機の需要が大きく伸びた1年となった。堀内健児課長は「近年にない出荷数を記録した」と振り返り、特に穀物乾燥機や色彩選別機、保冷庫といった米関連機器が軒並み好調だったと語った。供給高は前年比で100%を超え、長らく届かなかった販売計画も達成したという。一方で、25年8月の豪雨では一部顧客の農機が水没し、対応に追われたという。同課長は販売後のサービス体制の大切さを改めて実感したと話した。同年度の主要機種の動向では、トラクタは30馬力帯が大きく伸びた。農機の大型化が進む中、30馬力未満の小型機は減少傾向にあるという。田植機とコンバインも伸び、田植機は6条植え以上、コンバインは4条刈以上が主流となった。さらに、スマート農業の広がりを背景にドローンも好調で、農家の機械化・省力化への関心が高まっていることがうかがえる。26年度の課題として、修理整備サービスの人員不足をあげた。経済連が新たに人材を雇用し、技術研修を経てレベル分けした上で、各JAに配置する体制を本格的に動かす方針だという。深刻化する人手不足の解消につなげる狙いがある。また、若手スタッフ向けの技術研修会も充実させ、サービス体制の底上げを図る。26年度の販売推進戦略では、トラクタや田植機に加え、共同購入コンバインの販促を強化する。7月には「第62回農機自動車大展示会」をグランメッセ熊本で開催し、最新機種を幅広く紹介する予定だ。更にスマート農機に特化した実演会も計画しており、顧客との接点を広げながら、需要の掘り起こしを進めていく考えだ。









