農業産出額4116億円/熊本県特集・市場の概況

農林水産省が発表した2024年の熊本県農業産出額は4116億円となり、23年に比べ359億円(9・6%)増加した。畜産が前年に比べ24億円(1・8%)減少したものの、耕種が384億円(16・2%)増加した。米は主食用米を中心に価格が上昇し、23年に比べ217億円(66・2%)増加。また、トマト、キャベツ、ニンジンなどの価格も上昇したことが耕種を押し上げた背景として考えられる。一方、畜産では肉用牛、鶏の産出額が減少した。肉用牛については、子牛の価格低下とともに出生頭数が減少したこと、また鶏については、鳥インフルエンザの影響により減少した鶏卵、ブロイラーの生産量が回復し、価格が低下したことなどが背景として考えられる。鶏の産出額は23年に比べると53億円減少した。青森県の4119億円に届かず全国6位となったが、過去最高の産出額となった。農業産出額の上位10品目は1位が米で545億円。2位以下は順に、トマト(437億円)、肉用牛(420億円)、生乳(332億円)、豚(294億円)、ミカン(207億円)、イチゴ(168億円)、スイカ(126億円)、メロン(126億円)、ナス(116億円)。生産農業所得は1744億円で、23年より190億円の増加となった。









