ノルウェーのスタートアップに出資/クボタ

クボタは、超精密除草剤散布技術を備えたロボット「AX-1」を開発・製造・販売するノルウェーのアグリテックスタートアップ企業Kilter ASに出資した。また、2026年より同社の販売ネットワークを活用し、ドイツおよびオランダで「AX-1」の取り扱いを開始する。この出資の背景とねらいについて、同社では、次のように述べている。農業における過剰な農薬使用は、土壌や水、大気を汚染する要因となることから、EUでは環境負荷の低減と持続可能な食料生産を目的に、化学農薬の使用削減を重要な政策課題として位置付けてきた。EUでは除草剤として使用可能な成分が制限されていることや、雑草の薬剤耐性が高まっていることから、除草作業の負荷が増大しており、環境負荷を低減しつつ、収量を確保するため、より精密で持続可能な除草技術へのニーズが高まっている。Kilter社が開発したAIを活用した超精密除草剤散布ロボット「AX-1」は、6×6ミリという極めて小さな範囲をねらって1滴ずつ除草剤を散布することができる技術「Single Drop Technology」により、必要最小限の除草剤を散布できるため、作物を傷つけることなく、作物のすぐ周辺まで効率的に除草作業を行うことができる。これにより、除草剤の使用量を大幅に削減することができ、環境の持続可能性と農業の生産性の双方において有効。Kilter社は「AX-1」をすでにノルウェー、スウェーデン、ドイツなどの高付加価値作物の生産者向けに販売しており、15種類以上の作物に対応している。今後は、対象作物をさらに拡大するとともに、同社の販売ネットワークを通じて、ドイツおよびオランダにおける販売体制を強化する計画だ。〈Kilter社の概要〉▽会社名=Kilter AS▽代表者=Anders Brevik、Kristoffer Magnor▽本社所在地=ノルウェー王国アーケシュフース県▽設立=2021年▽事業内容=AIを活用した自律型超精密除草剤散布ロボットの開発・製造・販売▽ホームページ=https://www.youtube.com/watch?v=DmjcvS3ocHc









