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令和8年3月9日発行 第3590号 掲載

重要性高まる畦塗り/トラクタ・作業機特集

 畦塗りは、水田の水漏れを防いで安定した水位を保つために重要な作業。水が漏れると、水の管理が困難になるだけではなく、除草剤や肥料の効果も低減する。肥料、農薬が高騰している中、資材費低減や環境保全の観点からも、畦塗り作業の重要性が見直されてきている。
 田起こしは田の土をなるべく乾燥させ、肥料を混ぜる作業。これにより、土中の窒素成分が稲に吸収されやすい形へ変化し、栄養豊富な土壌になる。有機物のすき込みを行う場合もある。
 代かきは田を均平にし、雑草、肥料などを土に埋め込んでいく。
 こうした作業に欠かせないのが畦塗機、ロータリー、ハローなどのトラクタ作業機。4月頃から始まる田の準備を前に、作業計画や経営規模に適した各種の作業機を提案していきたい。
 農研機構ホームページ上の農作業安全情報センターでは、耕うん・代かき作業の安全に関するコラム(堀尾光広氏)を掲載している。
 それによると、高速代かき機と呼ばれる機械が開発され、それまでの代かき作業より速度段を1段上げて作業される場面も増えてきた。作業を終えて速い速度段のまま道路へ出ようとして前輪が浮いてしまい、あわててブレーキを踏んだら運悪く片ブレーキでバランスを崩し横転してしまったという例もある。左右のブレーキをきちんと連結し、しっかりと速度を落としていれば防げる事故である。
 水張り作業でタイヤには泥がつき、滑りやすい状況にもなっている。急いでいるからといって斜めに上がるなど、決してしてはいけない。
 もう少し気をつけていれば、ということにならないように安全な農作業を、まずは耕うん・代かき作業から始めよう。

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