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令和8年3月9日発行 第3590号 掲載

新規差駐在エフィコンSL発売/BASFジャパン

 BASFジャパン(株)(ハシビ・ゼイダム社長・東京都中央区日本橋室町3の4の4)は2日、有効成分アクサリオン(化合物名ジンプロピリダズ)を含有する新規殺虫剤「エフィコンSL」を上市した。
 アクサリオンは殺虫剤抵抗性対策委員会(IRAC)によって、新規の「グループ36」に分類された唯一の有効成分。エフィコンSLは、既存の殺虫剤に対して抵抗性を獲得した害虫の防除において、農業者が求めていた解決策を提供する。
 エフィコンSLは、コナジラミ、アブラムシ、ヨコバイなどの吸汁性害虫に高い効果を発揮し、果菜、葉菜、茶、バレイショ、テンサイ、果樹など幅広い作物を保護する。既知の交差抵抗性は確認されておらず、ミツバチなどの花粉媒介昆虫やカブリダニなどの天敵生物への影響も少ないことから、IPM(総合的病害虫防除)にも適している。
 同剤は虫の聴覚、方向感覚、平衡感覚に不可欠な感覚器官である弦音器官に作用し、対象害虫は急速にバランス感覚を失い、吸汁を停止する。これによりトマト黄化葉巻病などのウイルス媒介のリスクが大幅に低減され、収量に深刻な影響を与える被害を防ぐ。また、葉表から葉裏への浸達性、処理葉から新葉への移行性、根からの浸透移行性に優れており、作物の新葉も保護することで、安定した持続性の高い防除効果を発揮する。
 富士宗一郎アグロソリューション事業部長は「抵抗性管理は極めて重要な課題であり、生産者が多様な農薬製品の選択肢を持続的に利用できることが大切。エフィコンSLは有益な昆虫への影響を最小限に抑えつつ、新規有効成分によって効果的な防除を支援し、今後も日本の農業の持続可能性を支える革新的なソリューションの開発を継続していく」とした。

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