子実トウモロコシ調製・貯蔵の関東向け作業手順書作成/農研機構

農研機構は2月16日、「子実トウモロコシの生産・簡易なサイレージ調製貯蔵技術標準作業手順書(関東地方版)」を同機構サイトで公開した。関東地方における生産者や技術指導・普及関係者を対象に、子実トウモロコシの有望品種や簡易な調製貯蔵方法など、生産技術の概要を導入手順や事例とともに分かりやすく解説している。
同手順書では青刈り用に国内販売されている飼料用トウモロコシから、水田作業との競合や台風被害等のリスクを抑えながら子実収量に優れ、早晩性や耐倒伏性、耐病性に問題のない関東地方向け有望品種を選定。
また、水田農家が収穫直後の子実を乾燥せずに丸粒のままフレキシブルコンテナ内袋に密封することで簡易に調製貯蔵できる「フレコン内袋法」を開発した。これはトウモロコシの収穫と調製の作業競合を回避でき、乾燥機や灯油を使わないため低コスト化も図れる、サイレージ発酵を活用した技術。この方法で調製貯蔵された子実は、TMRセンターや自家配合を行う畜産農家での利用に適しているという。
これまで生産に携わったことがない人でも具体的な栽培方法や収穫後の取り扱いがイメージしやすいように、具体的な栽培や調製加工方法、関東地方における技術導入事例なども紹介している。
サンプル版は同機構サイトから誰でも閲覧可能、全編利用は無料の利用者登録が必要。









