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令和8年2月23日発行 第3588号 掲載

新規製品で需要掘り起こし/全国ハスクバーナ・ゼノア会

 2026全国ハスクバーナ・ゼノア会(高橋逸治会長=(株)堺吉社長)が18日、神奈川県横浜市内のホテルで開かれ、これまでにない付加価値の高い新製品を農林業市場に投入し、需要掘り起こしに注力していくグループの意志を固めた。ハスクバーナ・ゼノア(株)(埼玉県川越市南台1の9)の昨年の国内業績は、ロボット芝刈機、草刈機などが牽引し過去最高記録を更新、今年も引き続き増販を目指す。販売店表彰では、最優秀賞に北海道の(有)山田商会(山岸敏幸社長)が輝いた。
 会場となったヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルには、会員48社・50人が参集。製品展示・説明コーナーには、農林業市場をメーンとする販売店が多いことから、刈払機、チェンソー、林業用ヘルメットなどを並べた。
 特に今回は全くの新規製品となる「ゼノア・バッテリー背負い式刈払機BCi260BK―PRO」(4月発売)をはじめ、「ゼノアバッテリー刈払機BCi260―PRO」(3月発売)、電子制御で常に環境に応じた最適な燃焼状態を保持するエンジンソー「ハスクバーナ564XP」(10月発売)、スリム化を図ったバッテリーチェンソー「ハスクバーナ550iXP」(同未定)、そしてすでに発表しているラジコンハンマナイフモア「ZHM1550RR―RC」が目玉。
 販売店の表彰式を前に挨拶した白川英夫マネージングディレクターは、従事者の高齢化、人手不足が恒常化している農林業や造園業の市場では、ラジコン化、ロボット化技術が求められ、国の施策でもそうした新技術に対する助成措置が設定されていると指摘。同社は2030年を目標年度とする中期計画の中で、販売店、ユーザーの声に対応しつつ新製品開発に取り組み、今般バッテリーの背負い式刈払機を世界で初めて出したと紹介し、そうした付加価値のある製品で実績アップを図り新しいステージを開いていくと今後の方向を示唆、会員企業に一層の支援、協力を求めた。
 表彰式では、昨年大きな実績を上げた別掲の各販売店に白川ディレクターが賞状と楯を手渡した。
 総合拡販賞の最優秀賞に輝いた(有)山田商会(北海道中標津町)は、ライダー&トラクター、アクセサリ、X―CUT(ソーチェン)の3部門で拡販賞を受賞する活躍ぶり。受賞者を代表して挨拶した同社・山岸敏幸社長は、関係者に謝意を表しながら、東京で事業を進めている子息の自慢話を聞き、負けたくない強い思いで昨年は頑張ったと振り返り、「今年は少しゆっくりとやりたいと思う。よろしくお願いします」と締めた。
 各受賞者もそれぞれに感想を述べ、良い製品あっての実績アップ、継続成長となることを強調。ハスクバーナとゼノアの両ブランドで売れる製品、ユーザーに受ける製品を投入してほしいとメーカーに要望し、今年の商戦に意欲を向けた。
 会議を前に行った業界メディアとの会見には、白川ディレクター、高橋伸拓営業企画部兼カスタマ&セールスサポート部長、関根薫マーケティング部マーコムグループ長が出席。3年連続して過去最高実績を更新する順調推移を説明し、新商品については、バッテリー背負い式刈払機は世界初の日本市場向け製品であり、電動の使いやすさ、背負い式の安定感など、高齢者や女性に適する要素をアピール。また、ラジコンハンマナイフモアは堤防の草刈りなど傾斜地での安全作業を確保できる二刀流の製品である点を強調し、いずれも現場の人手不足を解消できる付加価値の高い製品と位置付けた。
 また、販売店対策については、商品の付加価値をしっかりと説明できる販売店を重視し、その代表例でもあるブランドショップは今後も増やしていく方針。他方、モノを売る側面ばかりでなく、ヒトを育てる面にも従来以上に力を入れていくとし、新たに6年度から始まった林業技能士制度への協力、林業大学校の研修協力など、現場で林業その他の仕事を支えるヒトづくりにも積極的に関わっていく姿勢を明らかにした。

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