売上高1857億円、過去最高に/井関農機・2025年12月期連結業績

井関農機(株)(冨安司郎社長)は13日、オンラインで会見し、2025年12月期連結業績を発表した。それによると、売上高は前期比173億4400万円増加し、1857億7000万円(前期比10・3%増)となり、過去最高を更新した。国内売上高は前期比164億2000万円増加の1294億5200万円(同14・5%増)。海外は前期比9億2300万円増加の563億1800万円(同1・7%増)となった。営業利益は前期比23億500万円増加の42億2500万円(同120・1%増)で、国内外の増収及び価格改定効果で増益となった。
次期の売上高予想については、当期比57億7000万円減少の1800億円とし、国内市場では、需要は底堅く推移するものの、一時的に生産能力が追い付かず減収、海外では欧州の堅調な需要に加え、北米のコンパクトトラクタ市場の底打ちもあり増収と見込んでいる。営業利益は主にプロジェクトZ施策の効果発現と価格改定効果により当期比17億7400万円増加の60億円とし、減収ながら増益を見込んでいる。
会見には、冨安社長が出席し、決算概況、プロジェクトZの進捗状況、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応のアップデートなどについて説明した。内容は次の通り。
〈商品別売上げ状況〉
[国内]
整地用機械(トラクタ、耕うん機など)は243億1800万円(前期比14・4%増)、栽培用機械(田植機、野菜移植機)は81億7000万円(同24・3%増)、収穫調製用機械(コンバインなど)は186億4900万円(同14・1%増)、作業機・補修用部品・修理収入は535億2900万円(同20・9%増)、その他農業関連(施設工事など)は247億8400万円(同0・9%増)となった。
[海外]
整地用機械(トラクタ、芝刈機など)は400億300万円(同11・0%増)、栽培用機械(田植機など)は10億500万円(同1・4%減)、収穫調製用機械(コンバインなど)は14億5500万円(同147・6%増)、作業機・補修用部品・修理収入は72億8000万円(同5・1%増)、その他農業関連は65億7300万円(同39・3%減)となった。
【当期のキャッシュ・フローの概況】
▽営業活動によるキャッシュ・フロー=主に税金等調整前当期純利益の計上と、棚卸資産の減少により234億5600万円の収入(前期比146億3100万円の収入増)となった。
▽投資活動によるキャッシュ・フロー=主に設備投資による支出と有形固定資産の売却収入により44億4200万円の支出(前期比14億円の支出減)となった。
▽財務活動によるキャッシュ・フローは主に有利子負債の返済により151億3200万円の支出(前期比100億3200万円の支出増)となった。
〈今後の見通し〉
次期の売上高は当期比57億7000万円減少の1800億円。国内市場では需要は底堅く推移するものの、一時的に生産能力が追い付かず減収、海外市場では、欧州の堅調な需要に加え、北米のコンパクトトラクタ市場の底打ちもあり増収の見込み。
一方で、営業利益は主にプロジェクトZ施策の効果発現と価格改定効果により当期比17億7400万円増加の60億円とし、減収ながら増益となる見込み。経常利益は49億円、親会社株主に帰属する当期純利益は30億円となる見込み。業績見通しにおける想定為替レートは1ドル=150円、1ユーロ=175円としている。









