小学生に食農教育/AGRIST

AIとロボットを活用したスマート農業を提供するAGRIST(株)(齋藤潤一社長・宮崎県児湯郡新富町富田東1の47の1)は4日、次世代を担う子どもたちに農業への関心を深めてもらうため、千葉県の安房農業協同組合(JA安房)と連携し、JA安房管轄内の千葉県館山市立北条小学校にて同校の3年生90名を対象に「ロボットのリモート操作による収穫体験」イベントを開催。茨城県の農場にあるキュウリの収穫ロボットを児童たちが教室からリモート操作し、リアルタイムでキュウリの収穫に挑戦した。
日本の農業は深刻な担い手不足、就農者の高齢化、そして気候変動による生産量の不安定化という、複合的な課題に直面している。これまで自動収穫ロボットの開発を進めてきたAGRISTは、物理的な距離を越えて「自らの手で収穫する」体験を提供することで、一次産業を「自分たちの未来に関わること」として捉えてもらい、食料生産の現場や日本の農業が抱える課題、一次産業における未来の可能性、そして将来の夢について考える学びの場を提供した。
当日は、同校の3年生90名を対象にイベントが行われた。
まず最初に、JA安房およびAGRISTの取り組みについて説明し、企業への理解を求めた。
続いて、茨城県の農場にあるキュウリの収穫ロボットを児童たちが教室からリモート操作し、リアルタイムでキュウリの収穫に挑戦した。
12名の代表児童がロボットを操作。画面越しに見えるキュウリを狙い、ロボットを操作して収穫した。「取れるか、取れないか」の緊張感は、ゲームのようでありながら成功した瞬間には教室中に大きな歓声が上がった。
参加した児童は「キュウリが取れるかどうかゲームみたいで楽しかった」「(どれが収穫できるのか判断するのが)難しかった」「大きな葉で見えないキュウリもあったから、葉っぱを切る機械があればいいのにと思った」など、様々な感想を寄せた。
児童には後日、農場から自分たちが収穫したキュウリが贈られた。
同社は今後もリモート操作機能を活用した教育イベントを全国で展開し、テクノロジーで農業の未来を支える楽しさや面白さを発信することで、将来の農業を支える「関係人口」の創出を目指していく。









