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令和8年2月16日発行 第3587号 掲載

地域農業支える新体制/福岡九州クボタが社員総決起大会

 (株)福岡九州クボタ(大橋健太郎社長・福岡県福岡市南区野間1の11の36)は6日、「令和8年度社員総決起大会」を福岡市博多区の福岡国際会議場で開催した。来賓には(株)クボタ農機国内本部の鶴田慎哉本部長、石橋善光特任顧問など7名が招かれた。会場には同社社員の他、クボタ、クボタアグリサービスなどから総勢500名が参加。今年1月より久保雄司新会長、大橋新社長の新体制となり、それに伴って様々な方針が示された。新中期目標や組織改革、勤務体系の見直し、新人事制度の説明の他、従来の肩書での呼称から「さん」付けで呼称することへの推奨などまで多岐にわたり、組織として変化を恐れない姿勢を示した。大会では各本部長による2026年度の具体方針の発表や成績優秀者の表彰などが行われた。
 大地の賛歌及び社歌の斉唱、スローガンの一斉唱和の後、社長挨拶に立った大橋社長は来賓や社員に謝意を述べ、米価高騰を追い風に過去最高に迫る売上げ・利益を確保し、大きくV字回復できたと振り返った。今後、農業従事者が減少する中、世界情勢の変化で国内農業の重要性が高まると指摘。これからの福岡九州クボタの目指すべき姿としての新中期計画や、組織や働き方の改革、新人事制度について触れ、業界に残る薄利多売から脱却し、技術力を向上し競争力を高め、アフターサービスで得た利益を人材や環境整備、設備に再投資する好循環へと移行することの重要性を説き、基本方針である「社員の幸福度向上」、「お客様の満足度向上」、「事業収益性の向上」の3本柱を示した。
 また、個からチームへと切り替え、地域ナンバーワンの信頼をチームとして獲得し、痛みを伴っても再成長をさせ、『総』ハッピーを目指すことを強調。「時代の変化に取り残されず、むしろ果敢に挑戦し、再成長期を取りにいく。全員で改革に挑み、失敗もして迷って悩んで、それでもまた全員で挑んでいく。今年一年、お客様のために、いい仕事をしよう」と呼び掛けた。
 次に来賓を代表してクボタの鶴田本部長が挨拶。福岡九州クボタとして提案活動、サービス対応を重ね、粘り強く業績確保に尽力したと謝意を表し、「今年大きく舵を切られた経営方針の実行とその先にある『総』ハッピーの実現に向け歩み出していただきたい」などと激励した。
 続いて、石橋健吾常務取締役事業推進本部長が営業本部方針を発表した。大枠として営業本部、サービス本部、企画本部、ソリューションを統合・再編し、3ユニット4推進部体制へ移行することや新中期計画のスタートについて説明がなされた。
 各推進部の代表者がそれぞれの概要説明のため登壇し、各発表後には、それぞれの決意とともに、石橋常務と力強く握手を交わす場面もあった。
 営業本部方針の締めとして、3ユニット4推進部がスクラムを組み、先人から受け継いだボールをつなぎ、お客様の一歩先へ取り組んでいくことを目指し、大橋社長の「営業、サービス、企画、ソリューションの歩みをしっかりと前に」との言葉とともに、ラグビーボールが石橋常務へと投げ渡された。
 次に新谷千秋常務取締役事業管理本部長が管理本部方針として、安全啓発の他、年間125日の休日変更や新たな固定勤務時間などについて発表した。
 休憩をはさんで、売上げに大きく貢献した営業所や成績優秀者、永年勤続者の表彰式を行い、その栄誉を称えた。
 最優秀営業所に選ばれた白石営業所の古田強所長が受賞者を代表して謝辞を述べるとともに「本年は、新組織体制のもと、新たな人事制度が始まり、個人からチームへと体制を転換する元年となる。担い手や法人、中山間の生産者にとって、当社がなくてはならない存在であり続けるよう、自己研鑽に励み、全社一丸となって取り組む。必ず特別優秀ディーラー賞を獲得することを誓い、社員一同、会社の発展に貢献する」と決意表明した。
 閉会にあたり、久保会長は「昨年、皆さんにはそれぞれに様々な戦略、活発な活動を通じて、素晴らしい実績を上げていただいた。大橋社長や石橋常務、新谷常務から中期および今年の方針が力強く発信された。よくかみ砕き、自分の考えや行動のレベルにまで落とし込んでいただきたい。中期計画スタートの年として、強い覚悟を胸に日本農業を支え続ける会社作りに挑んでいこう」などと挨拶。全員で拳を上げながら『総』ハッピーを合言葉に、記念撮影を行って決起大会を結んだ。

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