耕うん機実習:手軽に耕うん、畝立ても/井関農機・東京農業女子講座

午後の実習のうち耕うん機の実習では、黒倉氏らが小型耕うん機のKCR659HX並びに管理規のKM30の操作体験を、原氏が耕うん機をトラックの荷台にロープで固定する南京縛りの体験を丁寧に教えた。
黒倉氏はKCR659HXについて、小型耕うん機で売れ筋だと述べ、その特徴の1つとして外側の爪が正転、内側の爪が逆転する一軸正逆転ロータリを説明。硬い土でもしっかりと食い込んで耕うんでき、ダッシングしづらいことや、うね立てプレートをセットすれば手軽にうね立てができることなどを耕うん爪を示しながら紹介した。そして、農業者1人ずつに付き添いながら操作方法を説明し、じっくりと耕うん実習を行った。
一方、KM30はさらに小型の3PS。コンパクトで扱いやすく、車軸ロータを標準装備した車軸タイプの管理機である。人の力で押さえながら使うようになっており、農業者らは使い勝手や耕うんの出来などをKCRと比べながら体験し、その感触を確かめていた。
午前中の座学で習った耕うん機の特徴や扱い方を、午後すぐに実際の圃場で確認できたので、実感を伴って耕うん機の使い方を理解したようだった。
使ってみた感想を聞いてみると、元農協職員で就農3年目、区部で野菜を生産しているという40代の男性農業者は、KCR659HXを操作して「耕うんと畝立てもできてすごい。使いやすくて音も静か。非常に便利で楽。よく考えられている機械だ」と興奮さめやらず、感心した様子。
また、実習を終えた黒倉氏にコメントを聞いたところ、「農業者の皆さんは関心が高く、意欲が旺盛だった。古い機械のまま使っている方も多いようだが、今日実際に機械に触れたことが新しい機械を導入する際の参考になれば幸い」などと述べた。









