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令和8年2月16日発行 第3587号 掲載

トラクタ実習:高い操作性・安全性に感嘆/井関農機・東京農業女子講座

 午後の実習のうち、トラクタの実習では小田部氏らが講師となり、農業者たちのトラクタ運転をサポートした。
 農業者たちが今回操作体験をしたのはヰセキが誇る25PSのBFトラクタ。純正ロータリRAF15を装着して、耕うんを行った。トラクタに乗るのが初めて、またはほとんど乗ったことがないという女性農業者も多い中、小田部氏らはトラクタの乗り込み方から始まり、アクセルやブレーキ、PTOスイッチ、操作レバーなどの1つ1つの使い方を丁寧に説明。そして、女性スタッフによるお手本の運転を見せた後、いよいよ農業者が1人ずつトラクタに乗り込み、運転にトライした。
 農業者の運転では、初めは小田部氏も一緒に乗りながら声をかけてサポートし、運転に慣れてきた途中からは農業者のみで操作を行い、圃場の直進・旋回を1人3往復ずつ走らせた。
 乗り心地について農業者に聞いてみると、都内区部で野菜を生産している50代の女性農業者は「家ではもっと古くて小さいトラクタに乗っている」とし、機械の進歩に感激したもよう。旋回はハンドルを切るのみでOK、自動でロータリが上がる、停止するのも簡単と操作のしやすさに笑顔をみせた。さらに感心したのは「機械の安全面」だと述べ、「シートベルトをしないと警告ブザーが鳴るなど、安全面が強化されていて、操作は簡単・快適になっている」と高く評価した。
 また、都内区部でブドウや野菜を生産している30代の女性農業者は、「初めてトラクタに乗った」という。感想を聞くと「旋回のタイミングが難しかった」と言いつつも、家にあるのはもっと小さなトラクタだと述べ、「いい体験になった」と満足気な様子。
 1人ずつの操作体験が終わった後、小田部氏はトラクタのボンネットを開けてメンテナンス方法を解説。午前の座学でも解説したエアクリーナーやバッテリー、エンジンオイル、ラジエータなどの点検方法を実機を示しながら説明し、長くもつメンテナンス方法について丁寧に説いた。
 講座終了後に小田部氏にコメントを聞くと、「皆さん関心を持って体験していただけた。無段変速などの機能をはじめ、普段キャビンを使っていない人も多いようで、新しい機械に触っていただいて、良いきっかけになったのではと思う。新たにトラクタ作業をやってみたいという人も何人もいたので、こちらもやりがいがあった」などと語っていた。

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