ラジコン草刈機の新型発売/オーレック

(株)オーレック(今村健二社長・福岡県八女郡広川町日吉548の22)は4月、ラジコン草刈機「RCSP540」を発売する。現在販売中の「RCSP530A」をモデルチェンジし、操作性と作業性を大幅に向上させた。遠隔操作により、作業者は安全な場所から草刈りができ、傾斜地やソーラーパネル下など、人が入りにくい場所でも効率的に作業できる。新モデルでは8枚のフリーナイフを採用し、草を細かく粉砕して美しい刈跡を実現した。更に最大45度の傾斜に対応し、中山間地域の急傾斜地でも安全性と作業効率を両立した。発売に先立ち、2月25日から開催される「AGRIEXPO新潟」(会場・朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター)で公開する予定だ。
開発の背景には、農業従事者の高齢化や担い手不足がある。特に中山間地域では、急斜面での草刈り作業が負担となり、熱中症や転倒のリスクが課題となっていた。同社はこうした現場の声を踏まえ、遠隔操作で安全に作業できる草刈機の開発を進めてきた。
同製品は、新モータードライバの採用により操作と動作のタイムラグを解消し、障害物回避など細かな操作にも応答する高レスポンス制御を実現した。更にエンジン回転数の低下を検知して速度を自動調整するAMS(アンチ・ミスファイヤー・システム)機能を改良し搭載。従来機よりも過負荷によるエンジンストップを抑制する。傾斜アシスト機能の調整性も向上し、傾斜地での直進性が高まった。
足回りには独自設計のラグパターンを採用し、傾斜地でも高い駆動力を確保。ストーンガードによりクローラへの石噛みも軽減するなど、現場での使い勝手を高める工夫が随所に盛り込まれている。
〈製品仕様〉
▽機体寸法=全長970×全幅915×全高580ミリ▽総重量=145キロ▽車速=時速0~2・7キロ▽能率(時間)=1・47/反▽刈幅=540ミリ▽刈高=30~100ミリ(5段階調整)▽希望小売価格(税込み)=162万8000円









