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令和8年2月9日発行 第3586号 掲載

本社工場で太陽光発電を稼働/タカキタ

 (株)タカキタ(藤澤龍也社長・三重県名張市夏見2828)は2日、本社敷地内の溶接工場屋根に設置したPPA(電力購入契約)方式による太陽光発電設備が、2026年2月1日から本格稼働を開始したことを明らかにした。同社は今後も、再生可能エネルギーの活用をはじめとした環境配慮型の取り組みを推進し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に貢献していく。
 溶接工場は、社内溶接の能力を30%以上引き上げることを目指し、一昨年7月に着工、昨年1月竣工、同4月本格稼働した。
 このたびの太陽光発電設備導入は、工場の付加価値をより一層高めるもので、同社では「環境負荷低減に加え、平常時の電力調達の安定化と、非常時における最低限の業務継続を下支えする取り組みの1つ」(取締役常務執行役員品質保証室担当兼経営企画室長・梨原弘勝氏)と位置付けている。
 この設備は、第三者が設置・所有・運用する太陽光発電設備で発電された電力を、同社が購入・使用するPPA方式を採用している。これにより、発電設備および蓄電池に関する初期投資を伴うことなく、再生可能エネルギーの導入を実現した。 導入による主な効果は次の通り。
 今回のプロジェクトでは、本社の電力使用状況を精緻に分析し、発電した電力を最大限自社で活用できるよう最適化された規模で設備を設計している。
 (1)電力コスト低減への寄与=太陽光発電による自家消費電力を活用することで、昨今のエネルギー価格高騰等の影響を抑え、長期的な電力コストの低減および安定化を図る。
 (2)環境負荷低減(脱炭素への貢献)=本設備の稼働により、年間約126トンのCO2排出量削減が見込まれる。これは同社の電力使用に伴うCO2排出量の約11%、全社排出量の約6%に相当し、温室効果ガスの削減に大きく寄与する。
 (3)BCP(事業継続計画)機能の強化=併設した蓄電池からの給電により、災害等による停電時でも事務所内の電力を確保し、最低限の業務継続を支援する。
 停電時には、次のような機器の稼働や充電が可能。
 ▽ノートパソコン約40台を約8時間稼働
 ▽LED照明約100本を約17時間点灯
 ▽スマートフォン約3400台分の充電に相当 同社は今後も、再生可能エネルギーの活用をはじめとした環境配慮型の取り組みを推進し、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に貢献していくとしている。
 【設備概要】
 ▽設置場所=タカキタ本社敷地内溶接工場屋根(三重県名張市)
 ▽設置方式=オンサイトPPA(電力購入契約)方式
 ▽稼働開始日=2026年2月1日
 ▽太陽光発電設備出力=約445キロワット
 ▽蓄電池容量=17・3キロワット時

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