普通型コンバインを新発売/ヤンマーアグリ

ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーアグリ(株)(所司ケマル社長)は、大豆や麦など作物ごとの適応性を高めつつ、必要な機能を厳選した普通型コンバイン「YH700MA」を、1日に新発売した。コンパクトな機体に69馬力のエンジンを搭載し、基本性能を充実させることで精度とスピードを両立した収穫が行える。
農業従事者の減少や高齢化を背景に、担い手農家への農地集約が進み、1戸当たりの耕作面積は拡大傾向にある。こうした中、限られた労働力で収益を維持するために、導入コストを抑えながら、麦や大豆、子実トウモロコシなど多様な作物に対応できる普通型コンバインへの需要が高まっている。
同社では必要な機能を厳選し、かつ幅広い作物適応性を兼ね備えた普通型コンバイン「YH700MA」で、農業生産コストの低減や作業能率の向上に貢献する。
同機は、シンプル装備でありながら、他の型式で好評の対地平行制御や自動刈高さ制御、刈取オートリフトスイッチ・オートセットスイッチなどを新たに搭載することで、作業の安定性、効率性が大幅に向上した。
【商品概要】
▽商品名=普通型コンバイン「YH700MA」▽発売日=2026年2月1日▽商品価格=1026万3000円~1173万7000円(税込み、メーカー希望小売価格)
〈主な特徴〉
(1)刈り取り作業に必要な基本性能の充実=コンパクトな機体に69馬力のエンジンを搭載し、基本性能を充実させることで精度とスピードを両立した収穫が行える。また、作業環境や圃場規模に合わせ、2・0メートルと2・6メートルの2種類のヘッダーから選択が可能。また、1600リットルの大容量グレンタンクにより、連続して刈り取りできる面積が広く、作業能率が向上する。
(2)作業効率・安定性の向上=圃場の起伏などを感知し、左右のクローラを上下させて水平を保つ「機体水平制御」に加え、大豆など高さの異なる畝や傾斜地でも刈取部を畝に対して平行に保つ「対地平行制御」を新たに採用した。さらに、作物の刈高さを一定に制御できる「自動刈高さ制御」も装備することで、土の混入による汚粒の発生を抑え、きれいな収穫を実現する。
(3)多様な作物への対応=今回、麦仕様・大豆仕様を設定することで、それぞれの作物への適応性が向上し、作物専用機として活用できる。大豆仕様では、大豆特有の収穫条件に対応した脱穀・選別により、ロスが少なく、きれいな選別が可能。また、豊富なオプション設定により、子実トウモロコシ、小豆やソバなど多様な作物を収穫できる。
〈仕様〉
▽名称=ヤンマー普通型コンバイン▽販売型式名=YH700MA▽刈幅=標準ヘッダー:2・0メートル、ワイドヘッダー:2・6メートル▽機体寸法=全長5280×全幅2810×全高2780ミリ▽機体質量=4060キロ▽エンジン型式名=4TN98C―1MRC3▽種類=水冷4サイクル4気筒立形ディーゼル▽総排気量=3・318リットル▽出力/回転速度=50・4キロワット(68・6PS)/2600rpm▽燃料タンク容量=115リットル
▽始動方法=セル▽クローラ=幅500×接地長1750ミリ▽中心距離=1135ミリ▽平均接地圧=23・2kPa(0・237キロf/平方センチ)▽変速段数=3▽刈取装置形式=リール+プラットフォーム▽デバイダ先端間隔=2590ミリ▽刃幅=2445ミリ▽刈高さ範囲=-50~1000ミリ▽脱穀装置形式=軸流バー方式縦置きフロントローター付き▽作業能率=6~32分/10アール(麦)、10~32分/10アール(大豆・コーン)









