芝草管理セミナーを開催/フロラティン・ジャパン

ゴルフ場及びスポーツスタジアムにおける芝草管理資材の輸入販売、コンサルティングを行っているフロラティン・ジャパン(株)(佐藤正樹社長・東京都中央区入船2の10の7)は16日、東京都台東区の浅草橋ヒューリックホールにて「芝草管理者セミナー2026」を開催した。同セミナーは、熊本、大阪、東京で行われ、3カ所で約240名のゴルフ場及び芝草管理関係者が最新の情報を求め参加した。
セミナーの冒頭、同社の田中晋一代表取締役会長が「フロラティングループのモットーは『化学に基づく』です。本日は、芝草に関する最新の情報や製品を皆様にご紹介いたします。弊社はこれからも皆様に役立つ情報・製品を提案していきます」と挨拶した。
セミナーでは、フロラティン・プロダクツ・グループCEOのケビン・キャバナー氏が「ベント芝の夏越しに必要なストレスの管理と栄養素」をテーマに講義した。
キャバナー氏によると、「植物が枯死するときは、まず根が弱くなりその次に葉が弱って枯れる。その原因は、高温や酸欠、微生物活性の落ち込みなどによりストレスを抱えるためだ。ストレス管理のためには、適切なグリーン土壌の造成が必要だ」とした。特に気温が28度Cを超えるとストレスが発生し、根に蓄えられていた炭水化物が消費され枯れてしまう。
同氏はサマーストレスを軽減するための管理作業として、以下の4つのポイントをあげた。
(1)シリンジングの気化熱による冷却効果で、芝の地際部の温度を下げる(2)送風機で葉の表面の滞留空気の流れを増やし、熱負荷を減らす(3)軽い遮光(10~20%程度)は、午後のピーク時における急激な温度上昇を抑える(4)暑さのピーク時には、排水暗渠パイプに空気を入れて地温を下げる。
また、根の成長に役立つ、同社の資材を次の通り紹介した。
▽アストロン=微量要素とバイオスティミュラントの複合が、芝草に「発根を開始せよ」というシグナルを送る。
▽パークアップ=カルシウム複合体が細胞を強くし、炭水化物の蓄積を助け、さらにバイオスティミュラントが芝に対し発根を促す。
▽パフォーマックス=芝の回復を促進。栄養素とバイオスティミュラントの組み合わせで、茎葉部の分けつを促す。
続いて資材による、発根プログラムと回復プログラムの実使用例が紹介された。









