MENU
令和8年1月26日発行 第3584号 掲載

営農ソリューションと新商品:7機種の特徴を紹介/クボタ・GROUNDBREAKERS2026

 番組企画の最初に行われたクボタの営農ソリューション&新商品紹介では、農家が最も多く指摘した労働力不足を補う様々な手法について、「深刻化する人手不足を解消するソリューション」として、各地で実施している実証試験の結果とともに紹介した。
 1つ目は乾田直播で、100馬力トラクタと不耕起汎用ドリルを使った乾田直播技術を示した(実証は滋賀県)。乾田直播の播種作業は1人作業で10アール当たり約6分だったのに対し、慣行の移植作業では5人がかりで15分、1人作業に換算すると75分を要したとし、作業全体でみると10アール当たり90分短縮され、10ヘクタールでは150時間の大幅短縮。この試験では収量のアップもみられ、クボタの栽培ガイドに記載されている播種床の均平化、鎮圧、雑草対策、水管理を徹底すると時間短縮と安定生産を両立できるとアピールした。
 2つ目はアグリロボ田植機と密播技術を組み合わせた省力化。熊本県で行った実証試験では、1人のオペレータが有人作業を行いながら隣の圃場の無人機を監視する協調作業を進め、作業面積の拡大を実現。密播により苗の補給回数を減らすとともに、苗づくりの使用箱数を減らすことができ、育苗ハウスを増設することなく面積を拡大できた。
 また、アグリロボは大規模圃場ばかりでなく、中山間地域の比較的小さな圃場が多い地域でもメリットを発揮(実証は福井県)。使用農家は乗らないことで疲労度が軽減されたと話し、来年はアグリロボ田植機2台体制でさらなる効率化を図る考え。
 このほか、加工・業務用キャベツ栽培における省力化として、水田園芸を進める島根県での実証事例を紹介。水田作業と重なる時期の省力化として(1)乗用管理機ナビライダーNR17(2024年)(2)農業用ドローンT25K(2025年)の試験結果を示した。(1)は中耕作業の省力化で、歩行型管理機では10アール当たり90分かかっていた作業を同機は30分と3分の1に縮減。同時に追肥作業も行えるため、大幅な省力化になる。アタッチメント交換で防除作業もできる。(2)は防除作業の省力化を目的に導入。従来、高床運搬車や背負い動噴で行っていた作業をドローンに替えることで、作業時間の大幅な短縮、少人数による効率的な作業を可能にし、さらにKSASとの連携で作業記録を自動保存し、この面での省力化効果もある。
 また、農家が課題にあげた農業経営の安定化については、KSASの様々な導入メリットを示し、使用方法などの悩みを常に相談できるKSAS AIチャット、販路拡大支援の取り組みを開始したことも報告した。
 新商品紹介コーナーでは、(1)KSAS連携の普通型コンバインKRH450(2)GS仕様の田植機NW50S(直進、株間、施肥量それぞれのキープ機能がある)(3)ナビウェル田植機のノーアンテナ仕様が5条、6条、8条で登場(4)新型湛水直播機(5)一輪管理機ウネマスターPro(6)えだまめコンバイン(7)最大積載量70キロのハイパワーの農業用ドローンT70K―の特徴を紹介した。

カテゴリー別最新ニュース