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令和8年1月19日発行 第3583号 掲載

作業安全の講習会を開催/林業機械化協会

 一般社団法人林業機械化協会(島田泰助会長)は15日、昨年12月16日に開いた鹿児島県鹿児島市(カクイックス交流センター)会場に続いて、岐阜県岐阜市のOKBふれあい会館で令和7年度の「林業・木材産業作業安全講習会」を開催し、安全作業に対する意識を啓発するとともに技能向上を図った。令和7年度の林野庁補助事業である「林業・木材産業全国作業安全運動促進事業」の一環として開催したもので、鹿児島県では林業関係者、岐阜県は木材産業関係者を対象として、それぞれ実施。林業・木材産業での安全確保へより高いレベルの対応を目指した。
 林野庁の補助事業である「林業・木材産業全国作業安全運動促進事業」は、林業労働安全対策を推進、強化する取り組み。林業機械化協会が開催した「林業・木材産業作業安全講習会」は、林業経営体の安全活動の水準向上とともに、作業安全運動を現場に浸透させるのが狙いだ。
 令和7年度は、鹿児島県と岐阜県の2カ所で開催した。
 昨年12月16日の鹿児島県鹿児島市のカクイックス交流センターでの作業安全講習会には、73人が参加した。最初に事務局の担当者が島田会長の挨拶文を代読した。「林業現場ではチェンソー作業やかかり木に起因する災害が多く発生しており、林業労働災害防止の基本理念『それぞれの事業場において一人の被災者も出さない』の実現に向けて、取り組みを強化していく必要がある」とした上で、「特に安全については最優先課題であり、機械化というハード面と教育というソフト面の両方から充実させていただきたい」と呼びかけた。
 次に林野庁経営課林業労働・経営対策室の松井敏文氏が林業の労働災害発生状況と労働安全確保に向けた留意事項を説明。藤本労働安全コンサルタント事務所の藤本吟藏氏が「災害分析法 4M・5E法~繰り返し事故をなくす災害分析安全技術」、森林ヒューマン・ファクター研究所の山田容三氏が「成功例に見習った自主改善のすすめ~林業向け労働環境自主改善活動(WIF)」、一般社団法人林業技能教育研究所の飛田京子氏が「林業の労働安全」、南木材(有)の上野貴弘氏が「林業事業体の取組事例」と題してそれぞれ講演し、作業安全への取り組みがいかに重要であるかを示し、現場での取り込み、導入を要請した。
 また、15日に木材産業を対象として実施した、岐阜県岐阜市のOKBふれあい会館での作業安全講習会では、まず林野庁木材産業課の藤原智史氏が木材産業における作業安全について解説。全国木材組合連合会の瀬戸宣久氏が「木材産業における労働安全に関する事業の概要」、職業能力開発総合大学校助教の飯田隆一氏が「木材産業における作業安全向上に向けた安全診断・評価マニュアルの内容と活用方法」と題して講演、具体的な作業安全の手法、進め方などを示した。

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