MENU
令和8年1月12日発行 第3582号 掲載

カーボンニュートラルの取り組み推進/陸内協が賀詞交歓会

 一般社団法人日本陸用内燃機関協会(田尾知久会長・ヤンマーホールディングス(株)執行役員)は8日、都内元赤坂の明治記念館で、令和8年新年賀詞交歓会を開催した。関係省庁などから多くの来賓を招くとともに、会員企業の担当者ら150人余りが出席し、エンジン業界のさらなる発展を願い親睦を深めた。
 会の冒頭、同協会を代表して田尾会長が挨拶。昨年の陸用エンジンの総生産台数予測は920万3000台で、4年ぶりに増加に転じる見込みであると報告。「カーボンニュートラルに向けた大きな転換期にあって減少が続いていたガソリンエンジンに回復の兆しがみられる。ディーゼル、ガスエンジンも下げ止まりの傾向がうかがえる」と振り返り、2026年の業界活性化に期待を寄せた。
 続いて、同協会の令和7年度の最重要事業活動方針((1)カーボンニュートラルへ向けた活動の継続(2)協会旧建屋・土地の売却に伴う資産活用の着手)に言及。(1)については、令和3年度に策定した「陸内協カーボンニュートラルシナリオ」の更新や第25回技術フォーラム(2025)の開催にふれたうえで、「今後もエネルギー業界との意見交換などを通じて情報収集を続け議論を重ねながら、産業用エンジン業界としてのカーボンニュートラルシナリオの精緻化に努めていく」と決意を示した。(2)については、産業用エンジンのマーケット調査や若手技術者・学生を対象とした工場見学会の実施などを報告した。
 続いて、経済産業省製造産業局自動車課の伊藤政道課長が来賓を代表して挨拶。政策の基本方針や取り組みについて「サプライチェーンの強みを活かし、EV、合成燃料、水素、ハイブリッドといったマルチパスウェイを追求していく。EVや蓄電池の製造基盤の整備、購入補助や充電インフラ支援を通じた電動車の市場形成、燃料電池や合成燃料の技術開発などを着実に進めていきたい」と述べた。
 その後、鶴薗圭介副会長(本田技研工業(株)執行職)の発声で乾杯。また、鈴木彰副会長(日本特殊陶業(株)上席執行役員)が中締めを行った。

カテゴリー別最新ニュース