2023、2024年の米・麦・大豆作の姿/食料・農業・農村基本計画

新たな食料・農業・農村基本計画では「技術体系の将来像と経営モデル(水稲・麦・大豆の2年3作)」と表して、今後開発・普及されるスマート農業技術等の活用を前提として実現し得る、営農類型ごとの省力的な技術体系の見通しとその際の経営の姿を提示。2030年・2040年の姿として、次のような経営の姿を示している。
【2030年の姿】農地面積30ヘクタール、労働時間2177時間(2名)、粗収益4555万円、経営費3457万円、所得1098万円。データを活用した経営・生産管理。
▽耕うん・整地:全品目/自動走行トラクタ(有人・無人協調)▽育苗・移植・播種:水稲/自動運転田植機。麦・大豆/自動操舵システムを活用した播種▽管理:全品目/水位センサー・自動給水装置、リモコン式除草機(畦畔等の除草)、農薬・肥料散布ドローン▽収穫・運搬:全品目/自動運転コンバイン▽乾燥・選別・出荷:全品目/乾燥調製システム(委託)
【2040年の姿】データを活用した経営・生産管理。
▽耕うん・整地:水稲/不耕起直播の場合は不要。麦類・大豆/不耕起栽培の場合は不要▽育苗・移植・播種:全品目/ドローンを用いた直播、不耕起播種機の自動化▽管理:全品目/自動航行・農薬の自動装填が可能なドローン、株間除草等も可能な自律走行型除草機▽収穫・運搬、乾燥・選別・出荷:全品目/コンバインと搬出・運搬トラック、乾燥調製施設(委託)の連動
ここで示された将来像は、2030年は既存のスマート技術のより本格的な普及が広がった姿となっており、2040年は現時点で萌芽しつつある新しい技術の開発・社会実装が進んだ姿であるように見受けられる。実現には関係者による一層の尽力が必要となる。









