消費者庁、経済産業省などが安全使用で注意喚起/除雪機特集

消費者庁、経済産業省、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、「除雪機の事故」を招く5つのNG行動~安全機能の無効化は絶対やめて~と題したニュースリリースを発し、除雪機の安全使用のための注意喚起を行っている。
それによると、2014年度から2023年度までの10年間にNITEに通知された製品事故情報のうち、歩行型除雪機による死傷事故は38件あった。除雪機の事故は、被害状況別では死亡事故が25件と最も多くなっており、事故原因のうち約8割に当たる32件が、除雪機の安全機能を無効化したり、周囲の確認を怠ったりするなど、誤使用・不注意による事故となっている。
【除雪機事故の例】
〈除雪機の下敷きになった事故=広島県、被害者80代男性、死亡〉
事故の内容=使用中の除雪機の下敷きになり、死亡した。
事故の原因=使用者がデッドマンクラッチ機構を大きな洗濯バサミで固定して安全機能を無効化したため、除雪機を後進中に転倒した際に、手を離しても除雪機の走行が停止せず、使用者に乗り上げて下敷きになったものと考えられる。
〈除雪機に巻き込まれた事故=新潟県、被害者9歳男児、死亡〉
事故の内容=除雪機を使用中、子どもがオーガ(回転部)に巻き込まれ、死亡した。
事故の原因=除雪作業の途中、使用者が除雪機のエンジンを切らずにオーガが回転したままその場を離れたため、周囲で遊んでいた子どもがオーガに接触したものと考えられる。
〈手をつっこんで雪をとる=秋田県、被害者50代女性、重傷〉
事故の内容=除雪機のブロワ(投雪口)に詰まった雪を取り除く際に、左手指を負傷した。
事故の原因=使用者がエンジンを掛けたまま、付属の雪かき棒を使用せずに直接手で除去したため、回転部に触れ、事故に至ったものと考えられる。
〈屋内で使用する=北海道、被害者80代男性、死亡〉
事故の内容=物置で除雪機のエンジンを掛けたままにして、一酸化炭素中毒で1名が死亡した。 事故の原因=使用者が十分に換気されていない屋内で除雪機を使用したため、排気ガスにより屋内の一酸化炭素濃度が上昇し、一酸化炭素中毒に至ったものと考えられる。









