出品数5070検体、18名に国際総合金賞/米・食味鑑定コンクール国際大会

第27回「米・食味鑑定コンクール国際大会」inつくばみらい(主催=米・食味鑑定士協会/「米・食味鑑定コンクール」つくばみらい大会実行委員会)が6、7の両日、茨城県の日本スポーツ振興パークみらいで開かれた。今回のコンクールは海外からの出品も含め、全国の米産地から5070件の検体が出品され、審査された。その中から、最高賞である国際総合部門では18名(個人・団体)が金賞を受賞した。また、都道府県・海外地域代表お米選手権では、ゆうだい21・ゆめぴりか・ひめの凛・ひとめぼれ・コシヒカリなど18品目の中から16名(同)に金賞が贈られた。
同大会は、国内外の米を一堂に集めて審査・評価し、安全性や良食味を求め、良質な米作りに日々精進する生産者や生産団体を支援することを目的として開催している。また、2025年産米の評価を確立し、市場での米の価値をより高め、引いては日本農業の核である「米作り」を守りたいというねらいもある。
開会式では米・食味鑑定士協会の鈴木秀之会長が「今回は、全国・海外から前回を上回る5000件を超える検体が出品された。今大会を通じて、日本と世界をつなげていくことを目標としている。日本の米価格が高騰しているが、今後は安定した食として生産者と商社が一体となって米作りをする必要がある。鑑定士協会には、日本のお米が世界最高に美味しいということを世界に認知させていく大きな目標がある。未来の農業を見据えながら、あらゆる活動を皆様と一緒にやってまいりたい」と挨拶した。
続いて行われた、国際総合部門官能審査には、井関農機の冨安司郎社長、関東甲信クボタの冠康夫社長などが、鑑定士となり審査に参加した。
冨安社長は「どれもレベルが高くいずれも美味しく審査が難しかった。同大会は、生産者にとって励みにもなる。やはり日本の米は美味しいと再確認したが、切磋琢磨されればより美味しいものになる。しっかりとしたものを提供している生産者こそ、認められるべきだと考える」と語った。
最高賞である国際総合部門では、18名(個人・団体)が金賞を受賞。品種別でみると、「ゆうだい21」が12名、「コシヒカリ」と「にこまる」が2名、「ぴかまる」と「みどり豊」が1名で、「ゆうだい21」が圧倒的に多かった。また、都道府県・海外地域代表お米選手権でも、金賞16名のうち5名が「ゆうだい21」と、最多となった。
今大会は審査の他に、NPO法人の職能教育活動についてのケースプレゼンテーションや、横田農場の横田修一氏による記念講演などが行われた。また、会場横の広場では、協賛企業が農機や資材を出品し、来場者にアピールした。
次回の第28回米・食味分析鑑定コンクール国際大会は、福島県の須賀川岩瀬で開催される。









