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令和7年12月15日発行 第3580号 掲載

7社が実演、ロボット・リモコン草刈機の普及テーマに/日本農業機械化協会がフォーラム開催

 一般社団法人日本農業機械化協会(菱沼義久会長)は11日、埼玉県の農研機構農業機械化研究部門にて「2025農業機械化フォーラム」を開催、「ロボット・リモコン草刈機の開発・普及の展開」をテーマに掲げ、スマート農業推進の一環としても開発と普及が進みつつあるロボット・リモコン草刈機の可能性に焦点を当てた。メーカー7社による最新草刈機の実演・展示が行われた後、セミナーを実施。国や研究機関による基調講演で草刈機の研究開発・展開方向について示した後、メーカー各社による草刈機の話題提供が行われた。これには農業者をはじめ、都道府県関係者など約130名が参集した。
 フォーラムは2部制となっており、第1部はロボット・リモコン草刈機の展示・実演を実施。(株)アテックスはハイブリッドラジコン草刈機「神刈」、(株)オーレックはラジコン草刈機「スパイダーモアーRC」、キャニコムはラジコン式草刈機「アラフォー傾子」及び「アラサー傾子」、(株)クボタはラジコン草刈機「ARC―501」、(株)ササキコーポレーションは電動リモコン作業機「スマモ」+草刈アタッチ、本田技研工業(株)はロボット草刈機「GrassMiimo」、(株)やまびこは共立ラジコン草刈機「RCM601」をそれぞれ出品。実演を交えて各機の機能や特徴などをアピールした。
 第2部のセミナーでは、農林水産省・農研機構による基調講演とメーカー6社による話題提供、パネルディスカッションを実施。
 冒頭挨拶した菱沼会長は、「農作業の中で草刈り・除草はやりたくない作業であり、そこをどうやって進めていくべきかだ」と指摘し、先般公表された農業センサスでこの5年間の農業就業人口の減少率が過去最大になったことを踏まえ、農業人口が減っていく中での課題解決の1つの技術的なカギがスマート農業になるとし、一番苦しい農作業である除草においていかに技術普及を進めていくか議論したいなどと語った。また、農林水産省技術普及課生産資材対策室の美保雄一郎室長が来賓挨拶し、フォーラムの議論に期待を寄せた。
 基調講演では、農林水産省技術普及課みどりユニット組織の藤路陽係長による「ロボット・リモコン草刈機の活用によるグリーンな栽培体系の実現」、農研機構農業機械研究部門の長崎裕司所長による「安全で快適な除草作業を実現するロボット・リモコン草刈機の方向性」が行われ、国による草刈機における普及及び研究開発の方向性について共有。
 話題提供では、アテックス、オーレック、キャニコム、ササキコーポレーション、本田技研工業、やまびこの6社がそれぞれ草刈機の開発・普及の取り組みを紹介した。

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