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令和7年12月15日発行 第3580号 掲載

10社出展し予約展示会/ホクレン帯広支所

 ホクレンは5、6の両日、十勝農協家畜共進会場(アグリアリーナ)で、十勝地区農業機械早期予約展示会を開催、来年の農作業に向け、機械化の提案を進めた。同展はホクレン帯広支所管内の農業生産者を対象とした恒例の催しで、早期予約によりコスト低減を図るJAグループの取り組み。同会が道内で展開する予約展としては、今年最終の会場になる。
 アリーナ内の会場には、日農機、東洋農機、サークル機工、北海道クボタ、ISEKI Japan北海道カンパニー、ヤンマーアグリジャパン、三菱農機販売、北海道ホンダ販売、エイコーウエルネス(鈴木機工)、十勝くみあい農機事業センター―と農家馴染みの10企業が小間を並べ、新製品、売れ筋商品を揃えて機能アピールに力を込めた。
 十勝地区の農機市場は、2023年以降、夏場の異常高温、干ばつなどの気象影響、また、各種資機材の価格上昇による生産コスト増といったマイナス要因から、動きは停滞期を進んでいる感があり、米価格の高騰で活性化している稲作地域とは色合いを異にしている。
 出展企業からはガマンの時期との声が聞かれたが、そうした状況は同支所がまとめた今回の展示会実績の数字(成約速報値・前回比44%)にも表れた。ただ、畑作地域の需要が周期的に上下動を繰り返すのは、これまで何度も経験していることとし、販売前線では冷静かつ意欲的な対応が大方。また、会期中は1100人の来場者があり、農家の機械への関心度はさほど変わっていないとみられる。
 帯広支所の担当者は、出展製品の中で比較的動きの良かった機種として、肥料分配機、新製品の3つ折りブーム牽引式スプレヤーなどをあげ、省力化や作業効率化に寄与する点が評価されている、と評した。
 出展企業担当者の中では、「SNSを活用して経費をかけない展示会を実施し、新規客からの受注が数多くあった。また今回得られたデータを次回に活かして、さらに実績増につなげたい」と新たな営業手法を探求する向きもあり、今後の需要把握を狙って、種まきの活動は一層活発化する。

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