姫路ヤンマーパーツセンター:高い整備力強みに/兵庫県特集

(有)姫路ヤンマーパーツセンター(市川廣社長・兵庫県姫路市北条口5の83)はこれまで、米価の上昇も少なからず影響し、農機販売の状況は堅調に推移した。同社の営業管内では、特に営農組合による農機の購入が多かった。地元密着型で、農機(一部の産業機械も含める)の点検・修理・整備に特化している。
市川社長への取材の最中、社長の携帯電話には約20分間隔で着信があり、「手で回してみて、スッと回らないボルトは新たに替えた方がよいですよ」などと、顧客からの部品まわりの相談であろう内容に、丁寧に答えていた。この対応が終わるとすぐに、事務所の女性から電話の取り次ぎを受け、その後、男性社員からも部品の注文内容について相談を受けて指示を出すなど、多忙を極めていた。
そんな市川社長は、現状の農政をどうみているのか聞いてみたところ、「食としての米と加工品としての米を、もっと広めるべきだろう。一時、各地方で地産地消の動きなどがあった。しかし、あまり持続していないように思う。農業だけでなく、1次産業を支える予算をもっと増やすべきだ」と話す。
地域に根差す農機店のあり方については、「店舗がある地域に、機械整備の需要はあるのか。その見極めが大事だろう。弊社は、農機以外に球場のグラウンド整備に使う機械の修理・整備も行う。農機販売で成績の良いセールスマンは、修理・整備の売上げも高い。修理・整備を的確に行える店が今後も強いと思う」と述べた。次年度については「農家の購買意欲が落ちたら厳しい。やはり、米の価格次第ではないか」と見通した。









