淡路島の市場動向:タマネギ生産の機械化推進/兵庫県特集

ヤンマーアグリジャパン(株)中部近畿支社の淡路島管内は、2025年4~9月の主要3機種の荷動きについて、前年同時期と比べ、本州とほぼ変わらない動きをみせた。トラクタは30馬力前後、田植機は4条植え、コンバインは2、3条刈といったクラスが主流となっている。トラクタは特にオールラウンドトラクタ「YT333R(33馬力)」が昨年に続き堅調な荷動きをみせている。
淡路島も含めた兵庫県を統括する塚本智勝エリアマネージャーは、「同機は淡路島特有の圃場に合わせて小回りが効き、畦際の作業も楽にできる。今でも同機は売れているが、最近はノーマルのトラクタの需要も高まりつつある」と話す。
淡路島は主に北部の一部で稲作が盛んであり、中部から南部にかけてはタマネギが活発に生産されている。特に南あわじ市がタマネギの一大産地となっている。そのため、畝立て整形機「ベッドマイスターBM130CX(M)、慣行たまねぎ苗移植機「PH2,Aシリーズ」、ハイクロブームスプレーヤ、たまねぎ収穫機(歩行型)「HT200」といった機械化一貫体系の製品が売れている。
米農家のみならず、タマネギ農家も大規模化の動きがあり、同社はこれらの層に向けて、タマネギ関連製品の拡販を果敢に図っている。淡路島においても整備事業に重点を置き、島内における農機の整備は、あわじ整備センター(洲本市上内膳)にて行っている。
淡路島においては、ヤンマーホールディングス、パソナグループと一般社団法人Well―being in Natureの3社が、食とエネルギーの自給率向上と循環型社会の実現に向けた連携協定を10月22日に締結した。今後は島内で環境再生型農業や営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)などを活用したエネルギー循環モデルの構築などに取り組む構えだ。









