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令和7年12月8日発行 第3579号 掲載

乾燥機部会:大型・複数台化進む/日農工・令和7、8年の需要見通し

 【乾燥機(金子常雄部会長)】
 1~10月の循環型乾燥機の出荷実績を部会統計で見てみますと、対前年比118%で推移しています。
 乾燥方式別では、遠赤外線タイプは、中型クラス以上を中心に比率が高く主流となっております。大型化や複数台導入が進んでおり、小型機種でも遠赤の比率が増えています。一方、熱風タイプは、価格を重視する小型市場を中心に需要がありますが、需要は減少傾向にあります。
 本年の動向ですが、米価の高騰が市場を押し上げ、大型クラスを中心に好調に推移しております。大規模農家層の更新需要が目立ち、小規模農家層でも購買意欲が高まっています。一方、米価の上昇により離農は一時的に足踏みしているものの、減少傾向は続くと見ております。また、資材費や人件費の高騰が続いており、製品価格への影響は避けられない状況です。米価の高止まりは好材料ですが、消費者の米離れや余剰米の発生といった懸念もあり、今後の市場への影響を慎重に見極めていく必要があります。
 以上を踏まえて本年の需要見通しは対前年比116%といたしました。 来年の見通しですが、大規模農家層を中心に設備更新の需要は堅調に推移すると見ております。一方で、小・中規模農家では減少傾向が予想されます。また、減産体制が続いてきたため、需要に対して供給が追いつかない状況は来年も続くと見ております。米価の安定は好材料ですが、人件費や資材費の上昇に加え、今後の農業政策や輸入米の動向などにも注視が必要と見ております。
 以上を踏まえて来年の需要見通しは対前年比100%と見込んでおります。

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