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令和7年12月8日発行 第3579号 掲載

雑草管理に関する勉強会開催/クロップライフジャパン記者会

 クロップライフジャパン記者会は3日、クロップライフジャパン会議室において勉強会を開催した。勉強会は、記者会の知識、知見をより一層広げるため、各分野の専門家を講演に招き、毎年行われるもの。
 今回は、公益財団法人日本植物調節剤研究協会の村岡哲郎氏による「道路、河川敷、空地等における雑草管理の現状と農耕地に及ぼす影響~外来雑草に関する話題を中心に~」の講演が行われた。
 村岡氏は、現在日本が直面している農村及び都市における雑草問題について、人手不足や財源不足により十分な管理を行うことができていない状況を指摘。実際に道路における雑草だけを考える場合、国内の高速道路、一般道、都道府県及び市町村道の総延長は地球32周分にもなるという。この他にも私道、農道、林道などがあり膨大な長さになる。その他、河川の総延長は、地球約3周半にもなる。
 また、地域によって人口1人当たりの道路の長さが異なり、1位の島根県の26・71メートルに対し、47位の神奈川県は1・42メートルと大きな差がある。これらの除草作業=税金となることから、地域の負担が大きくなり、管理できないところも出てくるとした。
 そして、各地域の雑草の種類及び雑草管理状況を説明し、問題解決に向けた提案を行った。薬剤による雑草管理について、シバ(被覆植物)と除草剤・抑草剤(雑草の草丈の伸びを抑える植物成長調整剤)を組み合わせ、被覆植物の繁茂を助け、以後は繁茂した被覆植物による被圧力により雑草を生えないようにする方法を提案。「草で草を制す」ことにより、低コスト・低労力で雑草管理が効率化できることを提案し、実例を紹介した。

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