「2025国際ロボット展」開催/12月3~6日・東京ビッグサイト

「2025国際ロボット展」が12月3~6の4日間、都内有明の東京ビッグサイトで開催された(一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社)。同展は1974年の初開催以降、2年に一度開催する世界最大規模のロボット専門展。26回目を迎えた今回は「ロボティクスがもたらす持続可能な社会」をテーマに、過去最多の673社・団体、3334小間の規模で盛大に開かれた。これには製造業や農業、医療、サービスなど幅広い分野の最先端ロボットをはじめ、AI・ICT・要素技術などロボットに関わる世界中の最新技術が集結し、活発な商談や情報交換が行われた。
同展には農林水産省もスマート農業の推進の一環として出展。メーカーや研究機関の協力のもと、最新の農業用ロボットについて実物やパネルのブース展示を行った。 出展内容の一部をみると、(株)AGRISTはAIカメラでキュウリの収穫適期を自動判別し自動収穫する新型自動収穫ロボットQを出品。同機は、夜間収穫機能やピーマンなど様々な作物に対応できる汎用性を備え、省力化に貢献。また、inaho(株)はAIカメラがミニトマトを熟度判定し、独自のハンドで丁寧に摘み取るミニトマト自動収穫ロボットの実機を展示。左右2本の収穫ハンドでトマトの房をはさみ、ベルトで優しくねじる動作によりミニトマトの群取り収穫を実現した。SEEDsロボティクス(株)は不整地移動用クローラーロボットDonkiBot―Nの実機を展示。(株)Suzakはドローンでの散布が困難な畦や法面の除草剤塗布作業を行う畦畔用除草剤塗布ドローンを展示。(株)FieldWorksは畝間の除草・防除ロボット「ウネカル」「ウネマキ」をPRした。
4日には「スマート農業の今後の展開~先端技術が拓く新しい農業~」をテーマにパネルディスカッションが行われ、ヤンマーアグリ(株)開発統括部技監・先行開発部部長・日高茂實氏や(株)三浦農場代表取締役・三浦尚史氏らがパネリストとして登壇した(詳細次号)。
一方、第11回ロボット大賞受賞者紹介コーナーでは、農林水産大臣賞を受賞した「アイガモロボ」((株)NEWGREEN)や優秀賞を受賞した「無人ロボットコンバイン」((株)クボタ)などの受賞概要がパネル展示され、注目を集めた。









