農機各社が草刈り関連機器を紹介/鉄道技術展

「第9回鉄道技術展2025」(産経新聞社主催)が11月26~29の4日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれた。同展は車両・構造、運行管理、旅客設備、軌道、土木関連といった鉄道分野の技術が集結する総合見本市。今年は616の企業・団体が出展し、約3万9000人が来場した。鉄道分野だけでなく、農作業でも活躍する草刈り関連機器を紹介した企業が多く見られた。
(株)オーレックは参考出品の電動線路草刈機を展示した。線路上を走行しながら草刈りができ、除草作業の省人化・省力化を図る。郊外における保線作業のうち、除草作業には多大な労力がかかる。特に線路近辺は複雑な凸凹が存在するため、既存の草刈機では対応できないことに目を付け、開発に至った。
この他、ラジコン草刈機「スパイダーモアRCSP700」、ラジコン草刈機「ブルモアーRC」などを並べて草刈り作業の効率化を提案した。
KANEKO重機(株)は線路点検や緊急時など鉄道業界の様々なニーズに対応する自走式鉄道四輪車「モバイルバッテリートロ」を紹介。工具を使わずにユニットを組み立て、分解するのに必要な労力と人員を削減するために、軽量になるように設計・製造されている。完全インターロックシステムを備えており、デッキ、シャーシ、ドライブトレインの各部品をロックする。
また、アイルランド・SLANETRAC社の草刈りアタッチメントをPRした。
(株)レンタルのニッケンは「鉄道用3トン平ボディ標準キャブパワーゲートAT車」をメーン機種に据えた。準中型免許以上で運転可能な軌陸車。オートマチック車なので操作が簡単。インナーコムストッパーが付いており、パワーゲートが軌道の高さまで下がらないようにすることができる。
この他、開発中の「鉄道用トンネル点検Xリフト交換式バッテリータイプ」を紹介。ホームドア軽量カバー、踏切用軽量マット、LED表示灯などをブースに並べた。
(株)アクティオは車載式高所作業台を展示した。最大積載重量500キロ。上下の床は最大1メートル張り出し可能で、トンネル側方へのアプローチが大幅に改善した。横への張り出し量は、任意の位置で調整可能。新構造のリフト機構を採用しており、スムーズな荷台の昇降を実現。
衝突軽減システム、重量物搬送用の低床式半自動ロボット「ストローダー」、作業補助装置上腕アシストスーツ、FRP製トラック昇降タラップなどもアピールした。
ミドリ安全(株)はチェンソー対策安全靴「V9830C」を紹介。チェンソーによる伐木等作業の安全に関するガイドラインに準拠した日本製初のチェンソー対策安全靴。特殊な切創防止材を内装し、チェンソーが靴に触れた際に繊維状の切創防止材が飛び出し、スプロケットに巻き込むことでソーチェンの動きを停止させる。
また、様々な現場で活躍する耐切創性手袋や耐衝撃手袋を並べたほか、防塵マスク、保護メガネ、熱中症対策用品などを展示した。









